こちらのマンションは準工業地域に存しているようです。
日本では、都市計画上、用途地域というのが定められておりまして、地域によって建築することができる建物の大きさや用途について、
定められています。準工業地域は、建築することができる建物の用途が多いので、住宅と工場が共存するようなことがあります。
つまり、いわゆる住宅地とは少し雰囲気が異なるということですね。
今回のマンションの販売住戸がある側の隣地には、株式会社システム工業という会社があるようです。
同社のHPを見る限りでは、この武蔵野の会社で何かを製造しているのかどうかが分からないので、

現地で確認してみた方が良いかもしれません。
所感としては、この物件に関しては、あまり優先順位高く検討しなくても良いのではないかと思います。
用途の制限がゆるいというのは土地の利活用という点でいえば良いことなのですが、住環境いう観点でみると、
良好とは言いづらいかもしれません(決して悪いわけではありません)。
同じように、住環境よりも土地の利活用を促進する用途地域で「近隣商業とか商業地域」というのもありますが、
これらは割と駅に近かったり、幹線道路に近かったりと、利便性の高いところが指定されていることが多く、
住環境を多少犠牲にしてでも利便性を取るという選択肢もありえるとおもいます。
この物件は、都心から離れていて、且つ準工業という感じなので、優先順位としては低いのではないかと思います。