不動産取引ガイド

災害に備えた家づくり

昨今の豪雨による洪水や地震、竜巻などの自然災害が起きていることを考えれると今住んでいる場所にも危険が起こるかもしれないと注意をもっていたほうが良いかもしれません
これから台風の発生も多くなります。
本日も各地で大気の状態が不安定なため所々で雷が発生していて注意が必要と天気予報が言っていますが局地的豪雨(ゲリラ豪雨)は、ここ数年は概ね増加傾向にあると言われています。
まずはお住まいの市区町村のホームページよりハザードマップで予想される自然災害やその危険度を確認し対策を考えてみてはいかがでしょうか。

まず簡単にできる事から

・窓ガラスにフィルム等をはり飛散防止対策をする
・家具の転倒防止を図る
・食料や衛生用品の備蓄をする
・避難場所の確認と家族との取り決め
災害後、自宅内で避難生活ができるように電気や水などのライフラインを確保しておくと良いでしょう。

これから購入の検討中の場合

・停電の為に備え太陽光発電システムと蓄電池の検討
・日常の生活用水をためておく貯湯式給湯器の設置
・転倒しない造作家具
・シャッターや雨戸
・雨水の吹込みを防ぐ深い軒
などがあると安心ではないでしょうか。

保険の見直し

現在ご加入の火災保険や地震保険の補償の内容や範囲の見直しもお勧めいたします。
ご加入してから現在までにいろいろな災害が増え保険料も値上がりしています。
現在の保証が十分なのかご契約の保険会社に契約内容を確認し、ご相談頂いてみてはいかがでしょうか。
自然災害の被害が大きくなっていますのでいつ被害に合うかわかりませんので早めの対処をご検討ください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
リニュアル仲介
渡辺

米国のShelter in placeを取り入れた新しい避難枠組み「避難所2.0」へのアプローチ前のページ

大雨の時期だからこそ見直したい 住宅購入検討時のハザードマップの重要性次のページ

ピックアップ記事

  1. 土地価格の相場を知る方法
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. 住宅購入と 生涯の資金計画
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    家づくりもSDGs!(室間温度差のない家)

    SDGsの住宅とは室間温度差のない家で住む人の健康を守り、持続可能…

  2. 不動産取引ガイド

    マンションはお部屋だけでなく建物全体を比較検討してください

    マンションの購入をご検討の方も多いと思います。不動産ポータルサイト…

  3. 不動産取引ガイド

    住宅ローン|銀行、保証会社、不動産業者の関係

    銀行ローンの折衝というのは、微妙で複雑な関係の中で行われます。直接…

  4. 不動産取引ガイド

    ブロック塀の倒壊から考える違法建築物を所有するリスク

    大阪府北部で震度6弱を記録した地震では、建築基準法の条件を満たさないブ…

  5. 不動産取引ガイド

    不動産購入時 価格交渉する前に知っておきたい事

    エージェントの中田です。今回は、不動産購入時の価格交渉についてお話…

  6. 不動産取引ガイド

    不動産取引においての〇〇権とは…

    お住まい購入の売買契約の前には、そのお住まいについての重要事項説明があ…

  1. 不動産取引ガイド

    年末年始も不動産取引ができる!?
  2. 不動産取引ガイド

    地震保険の加入率35% 火災保険+αの備えについて
  3. 住宅ローン審査

    「借入を隠すと危険!住宅ローン審査で信頼を失わないための重要ポイント」
  4. 不動産取引ガイド

    違法広告「ステカン」を調べてみました
  5. 不動産取引ガイド

    「地域密着の落とし穴」
PAGE TOP