不動産取引ガイド

キッチンの床材(タイル編)

キッチンの床はよごれやすいので素材は慎重に考えたいものです。
現在の我が家はクッションフロアの柄入りですが掃除はしやすいですが柄の隙間に汚れがたまりやすいのでお勧めできません。
自分の希望としてタイルの床など憧れがありますので調べてみました。

キッチンの床をタイルにするメリット

・掃除がしやすい(油がシミになりにくく、また洗剤などによって色落ちしたり劣化したりという心配もなし)

・耐久性・耐水性が高い(タイルは耐水性があるため、水や油がこぼれても安心)

・傷がつきにくい

・色やデザインが豊富(タイル材は他の素材よりも多くの色や種類が多い)

素材の種類

■磁器質タイル
石英や長石などを1200~1350℃で焼いたタイルになります。緻密で硬く、たたくと金属のような澄んだ音がします。
吸水性が低いので水回りに使うことが可能です。

■せっ器質タイル
粘土や長石などを1200℃前後で焼いたタイルになります。磁器質タイルに比べると吸水性はやや高くなりますが、それでも低い方です。

■陶器質タイル
陶土や石灰などを1000~1200℃で焼いたタイルになります。多孔質(細かい穴がたくさん空いている構造)なので吸水性は高いものになります。
磁器質タイルとは対照的に、たたくとにごった音がします。

キッチンの床をタイルにするデメリット

・床が冷たい
キッチンの床にタイルを使用すると、床はひんやり涼しくて快適ですが、冬になると底冷えする冷たさを感じます。

・滑りやすいタイルもある
キッチンの床をタイルにする場合、大理石調など表面がツルツルしているタイルを選ぶと滑りやすく危険です。

キッチンに向いているタイルを選択すればおすすめな床材のようです。
実際に目で見てみないとわからないところもありますのでショールームなどを活用してみるのいいのではないでしょうか。

リニュアル仲介 渡辺でした。

2022年3月 フラット35金利のご案内前のページ

不動産購入前に確認しましょう!子育て支援が充実しているエリアなのか?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  3. 住宅購入と 生涯の資金計画
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    建築物の見えない空間になにが詰まっているのでしょうか?

    建築物の見えない空間とは一階の天井から2階の床の間や2階の天井と屋根の…

  2. リノベーション

    建物の構造に関する基準として耐震等級があります。

    おはようございます。リニュアル仲介の渡辺です。最近耐震等級の問…

  3. 不動産取引ガイド

    手付金のアレコレ

    今回は「手付(手付金)」のお話です。 不動産の売買契約時には「手付金」…

  4. かし保険

    売主の瑕疵(かし)担保責任の範囲と「瑕疵保険」の対象範囲の差≪中古住宅の保証 その1≫

    皆さん、「売主の瑕疵(かし)担保責任」というのをご存じでしょうか。…

  5. 不動産取引ガイド

    相続登記申請の義務化

    我が家は数年前に主人の父が他界し3人の子供同士で相続による遺産分割協議…

  6. 不動産取引ガイド

    タワーマンションに向いている人・向いていない人⁉

    昨今、高層タワーマンションに憧れる人は少なくありません。しかし、記憶に…

  1. お金・ローン・税金

    平成26年2月 性能向上リフォームで最大100万円の補助
  2. 不動産取引ガイド

    ローン審査に必要な納税証明書と課税証明書の内容と入手方法
  3. お金・ローン・税金

    住宅ローンの繰上返済。
  4. 不動産取引ガイド

    オリンピック効果で不動産価格はどう変化するのか??
  5. 不動産取引ガイド

    【後編】「マンションならではの2つの問題!?」既存住宅売買瑕疵(かし)保険の種類…
PAGE TOP