「コスパ(コストパフォーマンス)」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉は、すっかり日常に定着しました。
そして最近、新たに注目されているのが「メンパ(メンタルパフォーマンス)」という考え方です。
メンパとは、心地よく過ごせることや、心が安定し、前向きな気持ちで毎日を送れることを大切にする価値観のこと。効率だけを追い求めるのではなく、「心の豊かさ」を重視する考え方として注目されています。
家は、単に生活する場所ではなく、心を整え、リラックスできる場所でもあります。
■間取りの変化
近年では、新築戸建住宅(注文住宅・建売住宅)においても、共働き世帯を中心に「メンタルパフォーマンス(心の負担やストレスをできるだけ減らし、心の満足感を高めること)」を意識した住まいづくりが求められるようになっています。
これまで主流だったLDK中心の間取りは、ライフスタイルの多様化や在宅ワークの普及、共働き世帯の増加などにより、必ずしも現在の暮らし方に合っているとは限りません。
仕事と家事、家族との時間が同じ空間に重なることで、気持ちの切り替えが難しくなり、ストレスを感じるケースも少なくありません。
そこで注目されているのが、「リビングの延長」ではない、自分だけの時間を過ごせるメンパ空間です。
建築費や地価が高騰し、限られた床面積で住まいを計画する必要がある中でも、次のような工夫が考えられます。
1. 完全独立型のパーソナルスペース
3階建て住宅などでは、LDKとは別フロアのデッドスペースを活用し、書斎などの独立した空間を設けることで、生活空間と集中する空間を分けることができます。
2.用途を変えられる「カメレオン型」パーソナルスペース
ヌックやミセスコーナー、デスクスペースなどを、「昼はワークスペース」「夕方は家事スペース」「夜は趣味の空間」というように、時間帯や用途に応じて使い分ける考え方です。
■まとめ
住まい探しをしていて、「何か物足りない」と感じたことはありませんか。
その理由は、ご夫婦それぞれが仕事に集中できる場所や、一人で心を落ち着かせる場所が十分に確保されていないからかもしれません。
これからの住まい選びでは、LDKの広さだけでなく、心を整えるための「+M(メンパ空間)」という視点も取り入れてみてはいかがでしょうか。
毎日の暮らしが、より快適で豊かなものになるかもしれません。
リニュアル仲介 渡辺でした。












