不動産取引ガイド

東京23区中古マンション価格上昇中!?

築約10年の中古マンションが2割から3割増しで売れている!?

日々取引していると、ここ一年は明らかに価格の上昇感が否めません。

現在、新築マンションの供給量が少ない上、23区内の中古マンションの流通戸数も少ない。需要と供給のバランスから、今はやや売り手の方が強気でいられるため、価格の値上がりする傾向が高いといえます。

供給戸数が増えると値崩れが起きる可能性もあるのですが、やはり23区内のマンションは需要が高いので、リーマンショックのような特別なことがない限り、東京オリンピックが開催されるまでは、上昇基調は続くのではないかと業界でもいわれています。

今検討しているお客様にとっては、買うタイミングとしては、上昇基調での購入になると言えます。かといって、上昇がいつまで続くか、値崩れがいつ起こるかを予測するのはプロでも難しいので、ただ指を加えて様子見しているだけでは、機会を逃してしまいます。

ただ、今が購入する良いタイミングであることの大きな理由として、住宅ローンの金利がほぼ底である事が挙げられます。「フラット35」6月の金利は21年~35年の返済期間で1.54%の全期間固定です。フラット35「S」基準を満たす住宅ですと、さらに当初5年間は0.6%優遇となり、0.94%で融資が受けれます。融資を受けるのであれば、今は絶好のタイミングだと言えます。

 

■23区の中で築10年のマンションが分譲時より高く売れているエリアがこちら。

千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、文京区、目黒区、品川区、大田区、江東区、台東区、墨田区、荒川区が挙げられています。

※データーは、2004年1~12月に竣工したマンションにおいて、2014年1月~12月に売りに出された物件を比較して、新築分譲時より中古が高く売れているエリア

(出所)東京カンテイ

また、こちらの記事には、

『首都圏主要駅の中古マンションのリセールバリュー率ランキング』が具体的に掲載されていますので参考にしてください。

http://suumo.jp/journal/2015/06/05/91513/

 

上記を見てもわかりますように、『不動産二極化』時代、住宅も金融資産と言えます。

人気の高いエリアは、値崩れしにくいのでそういった物件をお勧めします。

不動産の良し悪し、見極め方などは毎月のセミナーでも具体的にお教えしています。

具体的に知りたい方は、こちらからどうぞ

http://www.rchukai.jp/seminar/index.htm

諸費用をアプラスで借り入れる際の必要書類の条件の緩和がありました!前のページ

建具、障子にも様々な種類があります。次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  3. 立地適正化計画をご存知ですか?
  4. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  5. 住宅購入は不安でいっぱい

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    政府が少子化対策として、3世代同居に力を入れる?!

    おはようございます。法人営業部の犬木です。本日は「政府が少子化対策とし…

  2. 不動産取引ガイド

    お住まい購入のリスクを見抜く、不動産登記簿謄本の見方

    普段あまり目にすることのない不動産の登記簿謄本(今は登記情報といいます…

  3. 不動産取引ガイド

    物件が少ないときは、スピード感が重要

    ここ最近は、市場に出ている物件の数が多くありません。そのため、新着…

  4. 不動産取引ガイド

    3組に1組の夫婦が離婚する時代、売却時を意識しての不動産購入をご検討下さい!

    ■3組に1組の夫婦が離婚する時代になっている?!不動産購入を検討す…

  5. 不動産取引ガイド

    自由にリフォームができない!?~住民協定、建築協定~

    今回、お客様にご案内した物件の販売図面に、「住民協定あり」という記載が…

  6. 不動産取引ガイド

    誰でもわかる!木造住宅の耐震診断 ~必要耐力その他~

    誰でもわかるシリーズです。必要耐力の割増要素についてご説明いたします。…

  1. リニュアル仲介通信

    転ばぬ先の杖!?住宅購入時の火災保険の考え方
  2. 不動産取引ガイド

    いろいろな形の屋根
  3. 不動産取引ガイド

    長期優良住宅【 省エネ住宅シリーズ】
  4. 不動産取引ガイド

    マンション希望者比率が過去最低!
  5. 不動産取引ガイド

    ZEH(ゼッチ)【 省エネ住宅シリーズ】
PAGE TOP