不動産取引ガイド

90歳の「永代橋」

本日の日本経済新聞に『重要文化財「永代橋」 アーチ内側から補強で長寿命化』  と言う記事がありました。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO10424260Y6A201C1000000/

隅田川に架かる「永代橋」は関東大震災からの復興の象徴として、2007年に国の重要文化財に指定されています。
東京都は橋を半永久的に守り続ける計画だそうです。
永代橋は1926年に竣工した鋼3径間カンチレバー式ソリッドリブタイドアーチ橋との事です。
東京都は塗装の塗り替えや伸縮装置の交換といった補修工事を実施してきたものの、外観上の大きな改変はなく、
橋台と橋脚のコンクリートの健全性にも問題はなく、車などの活荷重や疲労への耐久性も現在の基準を満たしており、唯一、レベル2地震動に対する補強が必要だった為、幅80cmほどの狭いアーチリブ内で、地震時の座屈を防ぐ補強材の設置工事が進めているそうです。

なお、東京都は2015年度までに主要な道路橋の耐震補強工事を完了。

道路橋がひとつでも被害にあえば帰宅困難者が増える事になるでしょう。
今一度、職場や学校から自宅に戻る帰路の見直しや

1月17日は阪神・淡路大震災、3月11日は東北地方太平洋沖地震のような寒さのきびしい震災にも備えて準備しておくことも
心がけた方が良いかも知れません。

リニュアル仲介、渡辺でした。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/(ご利用は無料です)
■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

困ってしまう前の住人宛ての郵便物前のページ

3種類の『耐震基準適合証明書』次のページ

ピックアップ記事

  1. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 住宅購入と 生涯の資金計画
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    相続不動産(空き家含む)は早く売却した方が良い!何故なら・・・。

    ■相続した不動産(空き家含む)は早く売却した方が良い?!某大手新聞…

  2. お金・ローン・税金

    親から資金援助をしてもらい住宅購入する場合の注意点

    「住宅取得等資金の贈与税の非課税」制度という大きな制度があります。…

  3. 不動産取引ガイド

    稼ぐ都市農家が増えている?!しかし、不動産の『2022年問題』が・・・!

    ■今、都市部での農家が注目され、稼ぐ農家が増えているようです!都市…

  4. 不動産取引ガイド

    マンションでカビが発生しやすい室内は?

    日頃、お客様と物件案内に行っていますと、マンション内での結露をよく見つ…

  5. 不動産取引ガイド

    不動産探しにAI(人工知能)を活用する時代になってきました?!

    少し前に『雇用の未来』という論文(英オックスフォード大学 マイケル・A…

  6. 不動産取引ガイド

    外壁塗装は何年に一度ぐらいやるのが良いのか?

    中古住宅を購入検討する際に、最も気になるのが構造躯体に問題がないかどう…

  1. 不動産取引ガイド

    住宅購入をする前にライフ・プランニングを!
  2. 不動産取引ガイド

    本当に買って大丈夫?販売チラシに「計画道路あり」の記載を見つけたら
  3. 不動産取引ガイド

    「相続」案件が「争族」となり、過料が発生するケースもある?!
  4. 不動産取引ガイド

    低層マンション絶滅の危機
  5. 不動産取引ガイド

    住宅の質‼
PAGE TOP