2024年も残すところあと僅かとなりました。
年末に差し掛かり、大掃除の予定を組まれる方も多いのではないでしょうか。
今回はこれから住宅購入をお考えの方にお勧めな、大掃除のついででやっておきたいことをご紹介します。
もしかすると帰省や旅行などでこの時期に大掃除をされない方もいらっしゃるかもしれませんが、家探しをする上で必要なプロセスと言えますので、年末に限らず、家を買おうと思ったら大掃除をすることをお勧めします。
新居に持って行く家具、捨てる家具を決める
かつては新居を構える際は新しい家のサイズに合わせて家具を一新する方が多かった時期があります。
最近はまだ使える家具を捨ててしまうのはもったいないと、一旦新居で使ってみて、生活しながら徐々に買い替えるという方が多いかもしれません。
部屋の雰囲気は家具やカーテンでおおよそ印象が決まります。
せっかくの住宅購入なので、全居室とは言わないまでも、家族が長時間過ごすリビングなどは全体のコーディネートにコストをかけるのも良いでしょう。
大掃除のついででやっておいた方が良いことは、住宅購入した際に引き続き使い続ける家具と、住宅購入にあわせて買い替える家具を決めておくということです。
テーブルやソファーなどまとまったスペースを取るのが家具なので、必要な家具をイメージすることで、理想とする生活に必要な広さを具体的に判断できるようになります。
あまり話ばかりしていると大掃除が疎かになってしまうのですが、掃除のついでに「この家具どうする?」と相談しておくことをお勧めします。
キッチンの収納力をイメージする
大掃除のついでにやっておきたいことの二つ目はキッチンスペースに置かれている(収納されているものも含む)物の量を把握することです。
キッチンの使い方は生活スタイルで大きく変わります。
買い置きをするご家庭、食器が多めのご家庭、キッチン家電が多いご家庭などは、物件広告を見る時点である程度キッチンの広さがあることを確認しておかないと、内見に行ったとしてもキッチンが狭いという理由で購入の決断ができないことが多いです。
キッチンで場所を取るのが冷蔵庫、電子レンジなどのキッチン家電です。これらの家電は予めサイズを測っておくことをお勧めします。
本当は収納したいものを段ボール換算で把握しておく
物をあまり持たない、もしくは断捨離が上手なご家庭なら問題ないのですが、リビングや居室に物が溢れて生活感たっぷりな雰囲気が気になる方は、スペースがあるなら収納したいものをざっくり段ボール箱何箱分くらいあるかを把握しておくと、理想の生活に必要な収納スペースを推測することができます。
収納スペースが足りずに、断捨離を余儀なくされるもしくはレンタル倉庫を借りるという事態は避けたいものです。
収納スペースの見極めは意外と難しいので、段ボール箱というものさしでざっくり判断できると便利です。
引っ越しする際に処分するだろう物には印を付けておく
引っ越しは重労働です。また、運ぶ荷物の量が多いとそれだけコストもかかります。
多くの方が引っ越し前に「新居に持って行くもの」「処分するもの」を整理すると思いますが、せっかくの大掃除なので、掃除のついでで目に付いて、「これはさすがに要らないな」というものを見つけたら、シールを貼るなど印をつけておくと片付けの際に便利なのでお勧めです。
いかがでしたでしょうか。
いずれもついででできる簡単なものだったと思います。
住宅購入で身に着けておくと便利なのはサイズ感です。
物件の内見に行くと、売主さんが居住中の場合を除いて何もない空室であることが多いです。
慣れていないと物がない空間を広いと感じてしまうことも多いので、今のお住まいで目安になるもののサイズを測っておいて、物件の内見時には「ここにあのソファーを置いたらこんな感じかな」「このキッチンに今の家の家電を置くとこんな感じかな」といった感じで具体的にイメージすることができるようになると思います。
少なくとも購入を決めてから「冷蔵庫が入らない」「電子レンジを置くスペースがない」といった状況は避けられると思いますので、必要なサイズを意識することをお勧めいたします。