デザイン

活かせるものは再利用。味のある雰囲気で居心地の良い仕上がりになりました。

選んだ物件は築40年超でボロボロの状態でしたが、
建築士による性能向上リフォームで見事に再生!

住みたいエリアや住空間など、引越し後のイメージがある程度固まっていたSさん。そんなSさんが数件見た中でも一番自分達がそこで生活しているイメージが実感できたと、選択したのは築40年超の物件でした。
さっそく建築士による建物インスペクションを実施。耐震診断の結果は「0.19」。現行基準に遠く及ばない結果でした。また随所に築年相応の雨漏れや漏水などの劣化事象が発見されました。築年数からして壊して建て替えてもおかしくない状態です。

事例1月_r2_c16

床下から小屋裏まで念入りに調査。 耐震基準や瑕疵保険の検査基準に照らし合 わせて判定します。大切なのは点数を出す のではなく、改善方法を見出すことです。

しかし、古くても暖かみのある雰囲気を残したいSさん。建築士と相談の上、なんとか予算内のリフォームで現行の性能基準まで改善することができることが判明。この物件を購入することになりました。
すべてを新しくするのではなく、柱や天井など利用できるものはなるべく再利用。新旧のコントラストが美しい明るい住空間を実現することができました。

事例1月_r9_c2

無垢材のフローリングで 明るい雰囲気に。 新しいけれども昔ながらの 良さを生かした空間へ。

事例1月_r9_c8

かびだらけだった浴室も 最新のユニットバスに交換。 腐朽した土台の交換も実施。 ユニットバスへの交換工事は 快適性だけでなく家を長持ち させる対策にもなります。

事例1月_r7_c14

柱などの構造材で活かせるものは再利用しました。 新旧のコントラストが美しく暖かな雰囲気の内装に。

 

事例1月_r5_c4事例1月_r13_c6

 

 

平成26年9月 買ってはいけない土地がある?!前のページ

平成26年10月 住宅ローンの落とし穴次のページ

ピックアップ記事

  1. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 土地価格の相場を知る方法

関連記事

  1. マンション

    バイオリンを学ぶために 最適な環境を実現

    徒歩で通学できるエリアと防音室の施工が物件探しの条件でしたお子様が…

  2. リノベーション

    住宅は性能が第一

    旧耐震木造戸建てを耐震+劣化+省エネで現行基準の性能にリフォーム予…

  3. リノベーション

    リフォーム済み物件でも 過信は禁物

    劣化改修・耐震改修・断熱改修…性能向上リフォームで築47年の物件が…

  4. デザイン

    間取りの再構築で快適空間を

    築42年の木造戸建てを耐震補強で再生!耐震改修設計に基づいた安心の…

  5. マンション

    広さと価格がバランスした好物件風通しの良い気持ち良い住空間を実現

    フローリングは自らオイルを塗布するなど随所にこだわりが。リフォーム…

  6. リノベーション

    耐震を中心にリフォームを行い各種補助制度をフル活用

    自治体の耐震診断・耐震改修の補助制度を活用! Aさんが購入されたの…

  1. 不動産取引ガイド

    ペットと住む家
  2. 不動産取引ガイド

    売主が海外に居住している場合の注意点2
  3. 不動産取引ガイド

    不動産エージェントを味方につけよう:家探しの成功の秘訣
  4. 不動産取引ガイド

    アマゾンも注目するドローン(小型無人機)!インスペクションに応用すると・・・?!…
  5. 不動産取引ガイド

    中古マンション市場に異変が起きている。
PAGE TOP