日本の人口が減り続け、次第に顕在化する空き屋問題。
日本の空き家ってどれくらいなのかご存じですか?
2013年の調査では空き家数は全国で約820万戸とされています。
この空き家数が今から20年後の2033年には2150万戸になると、野村総合研究所のデータがあります。
たった20年で今の2.5倍です。
増え続ける空き家問題は日本の極端な少子高齢化と密接な関係があり、
今後も住宅に関する様々な問題が顕在化すると言われます。
大切なのでもう一度。20年後に空き家が今の2.5倍です。
20年後というと、今住宅を購入する方を考えると、お子さんが独立してこれからどうしよう、という時期ではないでしょうか。
子育ての役割を終えた住宅を資産化して、余生を過ごす新しい住環境を手に入れようにも、
そもそも家を買ってくれる人がいなければ話になりません。
住宅購入は「出口」を考えて購入するのが基本です。
今検討している家は将来にわたって人が集まる立地ですか?
ご家族の将来のためにも、じっくりと「立地選び」をしたいものです。
リニュアル仲介の稲瀬でした。