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防犯に強い家とは?

最近ニュースで見る家人がいるのに窓ガラスを割って侵入する強盗が報じられていますが、いよいよ私が住んでいる市内に現れましたので出来る対策があるか調べてみました。

防犯に強い家とは、侵入に時間がかかり、かつ侵入者が嫌がる工夫が施された家のことです。
例えば、二重ロックや防犯ガラス、防犯アラームなどの設備、フェンスや植栽で死角をなくす外構計画、人感センサー付きライトや防犯カメラの設置、さらには地域住民との連携などが挙げられます。

■建物の設備でできる対策

・窓の防犯強化
防犯ガラスや防犯フィルムを使うと、ガラス破りに時間がかかり、侵入を困難にできます。

・鍵の強化
ピッキングに強いディンプルキーや二重ロック、脱着式サムターンを採用し、玄関や勝手口の防犯性能を高めます。

・シャッター・雨戸の設置
掃き出し窓など侵入されやすい開口部にはシャッターや雨戸を取り付けると安心です。

・警報システム
防犯アラームや防犯カメラで不審者を検知し、警報・録画によって抑止効果を高めます。

■間取り・外構の工夫

・死角を減らす外構
高い塀で囲むより、透け感のあるフェンスや剪定された植栽で、見通しを良くすることが効果的です。

・防犯砂利
庭に防犯砂利を敷けば、歩く音で侵入者の存在に気づきやすくなります。

・照明計画
人感センサー付きライトを玄関前や庭に設置し、接近者を威嚇します。

■玄関の防犯対策

住宅の顔であり、主要な侵入経路でもある玄関は、防犯の要です。

・防犯性の高い玄関ドア
「防犯性能の高い建物部品(CPマーク)」認定製品を選びましょう。5分以上の破壊行為に耐える性能があり、高い抑止力を発揮します。

・スマートキー・電子錠
暗号化された信号でセキュリティ性が高く、外出先から施錠確認や一時的なアクセス権限付与も可能です。

・ツーロックシステム
主錠と補助錠を組み合わせると、心理的な抑止力も向上します。

・防犯サムターン
ガラス割りや特殊工具による解錠を防ぐ構造のものを採用すると安心です。

■窓の防犯対策

・特に1階の窓は侵入犯罪で狙われやすく、対策が不可欠です。

・防犯ガラス・防犯フィルム
破壊や貫通に強く、紫外線カットや断熱効果も期待できます。

・高性能クレセント錠・補助錠
CPマーク認定のクレセント錠やウインドウロックで二重の防犯効果を。

・シャッター・面格子
物理的に窓を保護し、侵入リスクを大幅に減らせます。

・2階窓の対策
バルコニーや隣家から侵入される可能性があるため、補助錠やセンサーを組み合わせましょう。

■間取り計画での工夫

・死角をなくす設計
センサーライト・防犯カメラ・ミラーで視認性を確保。玄関ポーチは直線的で見通しを良く。

・窓配置の工夫
道路や近隣からの自然な監視が得られる位置に窓を設け、プライバシーはルーバーやすりガラスで調整。

・照明計画
LEDと人感センサーを組み合わせ、省エネで効果的な防犯照明を実現。

・バルコニー・庭周り
高木は隠れ場所になるため、剪定や配置を工夫。低木や地被植物で見通しを確保しつつ景観を保ちましょう。

■日常的な防犯習慣

・確実な施錠
外出時だけでなく在宅時も玄関や窓を施錠。

・鍵の管理
合鍵は最小限にし、植木鉢の下などに隠すのはNG。

・留守時の工夫
新聞の一時停止やタイマー照明で不在を悟られないように。SNSで留守情報を公開しないことも大切です。

・地域とのつながり
挨拶や日常的な交流で顔が分かる関係を築くと、不審者への抑止につながります。

いかがでしょうか、これからのお住まい探しと暮らしの安全の参考になれば幸いです。
リニュアル仲介、渡辺でした。

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