© 戸建てリノベINFO All rights reserved.

誰でもわかる!木造住宅の耐震診断 ~耐力壁~

誰でもわかる!と言いながらも結局のところはわかりにくい分野であることは間違いないのですが、懲りずに第2段やります。
今回のテーマは耐力壁です。

前回記事 誰でもわかる!木造住宅の耐震診断 ~必要耐力と保有耐力~
前回の説明で保有耐力という説明をいたしました。
現地調査で壁の強さを確認して、全て合計したものが保有耐力です。
ここでいう強さを持つ壁を「耐力壁」と言います。

下図は壁の構造を表したものです。

 

 

単純に耐力壁といっても、柱を挟んで両側に面材が付きます。
また、壁の内部には部分的に筋交いと言われる構造材が設置されます。

 

 

1枚の耐力壁の評価は下記です。

<片側の面材の耐力>+<もう片方の面材の耐力>+<筋交いなど構造材の耐力>

各面材には耐力が下記のように設定されています。

 

例えばどちらの面材も石膏ボードで、3つ割り筋交いのある壁は、
<石膏ボード 1.1kN/m>+<石膏ボード 1.1kN/m>+<3つ割り筋交い 1.9kN/m>=<4.1kN/m>という強さになります。

この壁の強さには、接合部の金物に応じた低減要素があるのですが、接合部のお話はまた後日となります。

耐震診断の現場では、各壁の面材の仕様を確認していくのが重要な作業となります。
耐震改修工事は弱い面材を強い面材に変更する工事となります。

以上、リニュアル仲介の稲瀬でした。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)

**************************************************

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

バリアフリーの注文住宅の住みやすいポイント

家は、自分の代だけではなく子供の代にも引き継がれていくことも多いものです。 次の代に引き継ぐまでには、新しい生命の誕生や、どなたかの老化・…

住宅購入 最初に理解すべきこと

エージェントの中田です。 私は、日頃皆様の住宅購入のお手伝いをしています。 年間で数十組のお客様とお会いし、様々な相談を受け…

再建築不可である土地の解決策

販売チラシを見ていると、たまに目を引く安さの物件があったりしますね。 「コレは!」と思って詳しく調べてみると、「再建築不可」との記載が…

売買契約の際の登記ってなぜ必要なのかご存知ですか?

売買契約が無事に終了し、代金の授受が終わると、買主の土地所有権を保全するために、登記を行う必要があります。 売主と買主との間で売買契約…

建物状況調査に関する少し深い情報 その1

今回から数回に分けて改正宅建業法における建物状況調査についてご説明したいと思います。 まず初めに、多くの方が誤認しているのですが、 …

ページ上部へ戻る