不動産取引ガイド

東日本大震災から10年

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、津波や原発事故など、かつてない被害をもたらしました。

東日本大震災から10年目を迎えた2021年3月被災地の復興を実感したか全国100人を対象にアンケートを行なわれましたが、東日本大震災から10年で復興を実感した人は47人、実感していない人は53人となりました。

東日本大震災は津波や地震の被害が主だった地域と、原発事故により避難を強いられた地域市町村ごとにインフラ設備などの復興の進み具合異なるようです。

また別の共同通信が2020年11月に行ったアンケートによると復興が順調だと考える人が福島県では30%、宮城県は80%、岩手県では66%、との回答でした。

10年という節目は迎えますが、いまだ生活の再建支援を必要としている方は多いと思います。

この震災から私たちはたくさん学んだ教訓を生かさなければいけないと思います。

これから住宅購入を考える場合には巨大地震から命を守るため、購入の際にはハザードマップの確認、
住宅は耐震診断をお勧め致します。
購入後には火災保険や地震保険など災害リスクはカバーできる保険商品を選ぶ、ライフラインが止まった時のシミュレーションを行い、事前に準備できる蓄電池や簡易トイレ、水の確保、日常備蓄を家族分用意するなどですが、最近ではローリングストックセットなるものがあり日常で消費しながら食べた分だけ買い足し災害に備える方法もあります。
自分たちがいつ被災者になるやもしれません。
家族の命を守るためできる備えは準備しておきたいものです。

リニュアル仲介、渡辺でした。

不動産購入時の便利なWEBツール!新型コロナウイルスの影響により、オンライン化が進んでいる?!前のページ

雪崩の速度はご存知ですか?次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    土地探しでは「地形」と「水はけ」が大事!

    庭に水がたまる家――それが我が家です。庭の一部はとても水はけが悪く…

  2. 不動産取引ガイド

    中古住宅購入時のリフォーム会社を選ぶポイント

    中古住宅購入時にリフォームを実施される方が多いです。設備交換やクロ…

  3. 不動産取引ガイド

    自宅売却、購入価格との差は平均923万円?!

    昨日7月9日(木) 不動産ポータルサイト運営のアットホームより、5年以…

  4. 不動産取引ガイド

    資産価値に直結!総務省 人口移動報告が発表されました。

    総務省から、2018年1月29日、住民基本台帳に基づく2017年の人口…

  5. 不動産取引ガイド

    年月が経つと書類は紛失している事も…

    建物を増築した際には、登記の面積を変更する登記が必要なのはご存知でしょ…

  6. 不動産取引ガイド

    耐震基準適合証明書は売主と買主のどちらが申請するものなのか?

    最近建て続けに同じ内容の質問が来たので記事にしてみました。中古…

  1. 不動産取引ガイド

    住宅ローンはこのまま「変動金利」を選択して大丈夫か?
  2. 購入

    家の買い替えする場合のポイント②買い替えする際の諸費用は?
  3. 不動産取引ガイド

    資産価値の下がりづらい土地を購入するための5つのポイント
  4. 不動産取引ガイド

    LCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス住宅)とは?
  5. かし保険

    かし保険のよくある勘違い
PAGE TOP