不動産取引ガイド

防犯対策

皆さん、防犯対策はどの程度されていらっしゃいますでしょうか。

最近ですと戸建てもマンションも扉や窓は何重にも鍵が出来るようになっているので、より厳重に戸締りが可能となっている事も多いかと思います。

また、周囲を警戒することによって防ぐとこも可能となるかもしれません。

歩きスマホやイヤホンで周囲の音が聞こえないような状況ですと、ご自宅に入る時などの警戒心も薄くなってしまいますので、くれぐれも自分は大丈夫と思わず警戒心を忘れずにしていただけたらと思います。

宅配便やデリバリーサービスを利用する方も増えたと思います。

宅配ボックスなどがある方はもちろん利用される方が良いですし、ドア前に置いておいてもらい、後で受け取るなどの工夫も必要かと思います。

また、お子様だけが在宅中に狙った犯罪も増えているようです。

昔は居留守を使っていた方も多いかと思いますが、逆に家に誰も居ないとわかる狙われる可能性も高いので、お子様だけが在宅中も「お母さんは手が離せないので、後でまた来てほしい。」などの理由を付けて、大人が家にいる事をアピールし方が良いようです。

旅行などで不在の際、シャッターなどして外出される方もいらっしゃいますが、シャッターをしない場合はカーテンを閉めて外出しがちです。ですがこれはお昼にカーテンが閉まっていると不在なのがわかってしまいますので、開けておいた方が良いようです。

不動産の購入の場合、新築の場合は問題ないですが、中古の場合、鍵はご自身で取り換える事が大半です。

売主様が良い人だったから大丈夫、鍵は全て貰ったからといって大丈夫と思って安心せず、しっかりとご自身で鍵の交換を行っておいてください。

通常の鍵が1つの場合は2つ取付けるなど、念には念を入れることがお勧めです。

もちろんそれだけで完璧とは言えないですし、先程もお伝えしました通り常に警戒心をもって生活するとより良いと思います。

マンションの場合、エントランスはオートロックだったりすると安心しがちですが、その安心が気持ちの油断につながります。

マンションの総戸数が増えれば増えるほど、安心できるはずのスペースに多くの人が出入りする事になるので、その分警戒心を更に強くしなければなりません。

それじゃ日常生活に気が緩められないと思うかもしれませんが、警戒心を強く持つところと緩ませるところをしっかりと判断して、家族が安心して過ごせることが一番だと思います。

防犯対策、出来るところは事前に対策を練っておきましょう。

売主偏重の不動産市場前のページ

やっぱりマンション購入は都心で検討した方が良い?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    民泊と土地活用!

    住宅宿泊事業法が6月15日に施行されました。私が見たのは一人暮…

  2. 不動産取引ガイド

    子育てしやすい家とは

    家事をこなしながら子育てするのはとても大変なことです。子育てしやす…

  3. 不動産取引ガイド

    住宅ローンを吟味する時間がない場合はとりあえず「固定金利」を選択しましょう

    これから家を買う方が無視できないのが住宅ローン金利です。2023年7月…

  4. 不動産取引ガイド

    区画整理事業で生み出される「保留地」とは

    今回お客様からご相談を受けた土地をお調べしてみると、区画整理事業地内の…

  5. お金・ローン・税金

    不動産取得税の「軽減措置」が重要になる!

    不動産を取得した際にかかる「不動産取得税」前回では、「不動産取得税…

  6. 不動産取引ガイド

    バリアフリーの家を考える

    親が高齢になってくると家の中リフォームを考えなくてはいけません。…

  1. 不動産取引ガイド

    自然災害時の備え
  2. 不動産取引ガイド

    空地・空き家所有者の探し方
  3. 不動産取引ガイド

    マイホームを売却して損失が出た場合の特例について
  4. 不動産取引ガイド

    令和時代の住宅購入 どの家を買うかではなくどこに家を買うか
  5. 不動産取引ガイド

    住宅購入時に知っておきたい不動産業界の課題について(不動産テックツールを活用しま…
PAGE TOP