昨今、AIにビッグデータを与えることにより、単なる情報解析だけでなく、複雑な判断を伴う労働やサービスの機械による提供が可能となるとともに、様々な社会問題等の解決に資することが期待されていています。個人的にはIT化が遅れている不動産業界にやっとコンピューター化、ICT化による生産の自動化、効率化が求められる時代となりましたが、まだまだなのが実情です。
■人口動態産業と言われる不動産業界には不動産テックツールの活用は必須?!
不動産・建築業界は人口動態産業と言われ、人口の増減の影響を受けやすい産業と言われます。その中で、これからの日本は人口減少社会を避けて通れませんので、この流れを大きく変えていくモノやサービスが求められています。その一つが今回のテーマである不動産テックという分野です。 また不動産業界の生産性の低さやITリテラシーの低さは問題となっています。今後、不動産・建築業界では人手不足が進むと、危機的状況に追い込まれる企業も多いと言われます。個人的には不動産テックツールの普及により、多くの企業や安心して不動産購入ができる環境が増え、世の中が変わっていくものと考えます。
■不動産テックとはそもそも何なのかをご存知ですか?
不動産テックとは、「不動産」と「テクノロジー」を掛け合わせた造語です。その為、不動産テックを簡単に表現すれば「ITを活用する事で不動産業界が活性化する」ことを上手く表現していると思います。。Real Estate(不動産)×Technologyで「ReTech」、「Real Estate Tech」あるいはProperty(財産、所有地)×Technologyで「PropTech」ともいわれるようです。海外ではReTech(不動産テック)よりもPropTechと呼ばれることが多いようです。
■日本の不動産業界では不動産テックツールは普及していくのか?!
残念ながら不動産業界の多くの事業者のHPはほとんど閲覧されず、不動産ポータルサイトと言われるSUUMO、LIFULL HOME’S、athomeなどのサイトに頼っての不動産業を営んでいる事業者が多いです。しかし、ここ数年の動きとして、海外や新興ベンチャー企業を中心に、VR、AR、IoT、シェアリング、クラウドファンディング、リノベーションなどの新しいテック関係のサービスに注目が集まっており、不動産業界においては不動産テックを活用するシーンが増えてきました。当社もSelFinPRO(セルフィンプロ)という不動産総合クラウドサービスの提供(不動産テックツール)を行っております。多くのお客様にも当社の不動産テックツールを住宅購入時の便利ツールとしてご活用いただいています。
■不動産テックツールである『SelFinPRO(セルフィンプロ)』について
SelFinPRO(セルフィンプロ)という不動産総合クラウドサービス内には、「SelFin」「物件提案ロボ」「全国マンションデータベース」などリニュアル仲介が提供する不動産テックサービスをパッケージにしたものです。
消費者自ら「物件の資産性」を自動判定できたり、希望条件に合致する不動産情報が届いたり、マンションの「基礎情報」「偏差値」「過去の販売履歴」「口コミ」等を閲覧ができたり、、誰でも簡単にマンションの資産状況を確認できたりします。無料で活用が出来ますので、ぜひ、当社の不動産テックツールをご活用ください。
法人営業部 犬木 裕