不動産取引ガイド

住宅購入後の家具選び ジェネリック家具が姿を消す?!

実用椅子のデザインに著作権を認めた知的財産高裁判決の波紋が、関連業界や有識者に広がっているようです。

同様の判決が定着すれば実用品のデザイン模倣が難しくなり、有名家具の形状をまねたいわゆる「ジェネリック家具」or「ライセンス切れ家具」が姿を消すかもしれません。家電製品や自動車などデザインを重視する製品にも影響が及ぶ可能性があり、議論が広がっています。

住宅購入の際、デザイン性の高い住宅を希望される消費者は非常に多く、今回のような話が浮上すると、有名デザイナー等が手がけた製品に似せた家具がなくなってしまいます。

つまり、住宅購入後に買主自らが作る住空間に影響が出てきそうです。

ジェネリック家具も数十万~100万円する有名デザイナー作品とそっくりの椅子が、10分の1程度で売られています。最近はおしゃれなジェネリック家具を自宅で所有している消費者も増えており、それが実現可能となっているのも、「意匠権」が20年で切れることに起因しています。

しかし今回の議論は家具を作った創作者の死後50年間に渡って保護される「著作権」に変えていこうというもので、制度の改正によって業界も多く変わっていくものと思います。

住宅購入後の家具選びの参考にぜひ、お役立て下さい。

法人営業部 犬木

———————————————–

「資産となる不動産を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

10月24日(土)11月21日(土)12月19日(土)

———————————————–

見た目の綺麗さに惑わされてはいけない!?築浅リノベ戸建て。本部エージェントの現場レポート≪中古戸建て編③≫前のページ

相続税対策のカラクリ 都心のタワーマンションが実は「安い」?次のページ

ピックアップ記事

  1. 立地適正化計画をご存知ですか?
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 土地価格の相場を知る方法

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    初めて住宅ローンを組む際に理解すべき7つのポイント

    今回は、初めて住宅ローンを組む際に知っておきたい7つのポイントをご紹介…

  2. 不動産取引ガイド

    気に入った物件は、まず「申し込み」を

    物件の下見をして、気に入ったら不動産購入申込書(買付証明書)を記載し、…

  3. 不動産取引ガイド

    火災保険の家財はいくらの設定が良い?

    リニュアル仲介の前田です。最近火災保険のお話をしております…

  4. 不動産取引ガイド

    住宅ローン減税の省エネ要件

    昨日省エネ基準を満たさない新築住宅が2024年1月から住宅ローン減税の…

  5. 不動産取引ガイド

    窓を工夫して、光と風を取り入れる

    採光の大切さやポイント,役割を調べました。日差しが入るということは…

  1. リニュアル仲介通信

    団体信用生命保険と収入保障保険
  2. 不動産取引ガイド

    売る時に価格が下がりやすい物件とは?(開口部が一方向しかない北向きの住戸)
  3. 不動産取引ガイド

    住まいの「広さ」と「理想の家具・荷物の量」
  4. 不動産取引ガイド

    「沿線探し」の盲点。人気路線ほど要注意!!
  5. 不動産取引ガイド

    住宅性能表示制度とは
PAGE TOP