マンション

「資産価値重視」の住宅購入

何を基準に住宅購入をするのか半年間も迷走。
リニュアル仲介のセミナーで考え方が変わりました。

当初は新築も検討されていたSさん。予算からすると出てくるのは都心から離れた郊外の物件ばかり。そのうちに中は新築のように綺麗にできる「中古リノベーション物件」に興味を持ち、自分でリフォームをすれば築年数を気にせず駅近の物件は選べると思ったそうです。
ところが、リノベーション会社を訪ねていくと、どこも「リフォームに800万~1000万円ぐらいはかかります」と言われ、自分たちの予算からリフォーム代金を引いた価格帯となる、築40年以上の物件ばかり勧められたのでした。
内装は確かに綺麗になるものの、天井は低いし大きな梁もあるし、そもそも資産性はないんじゃないかと疑問を感じ、これは一回ちゃんと専門家の話を聞かなければならないと思い、リニュアル仲介が開催するセミナーにご参加いただきました。
「場所なのか、価格なのか、築年数なのか、リノベーションなのか…いろんな情報が一杯入ってきてしまって何を基準に選んで良いか半年間も迷走してましたが、セミナーを受けて考え方が変わり、スッキリしました」とSさん。それから半月ばかりで今の物件と出会いました。
Sさんが購入した物件は、横浜駅から1駅で最寄駅から徒歩4分という好立地の築15年のマンション。新築分譲時3,800万円で売りに出ていたお部屋で、当該マンションや周辺物件の取引事例から妥当な金額であると判断、当初考えていた予算を少しオーバーしましたが、購入を決断されました。
中古だから全体的に綺麗にリフォームしようという考えを改め、活かせるものはそのまま活用し、リフォームは必要最低限にすると判断。結果的にSさんが実施したリフォームはお風呂の交換と床材とクロスの交換程度に収まりました。
家探しに苦労しましたが、結果的に資産価値が下がりにくい、満足のいく住宅購入が実現できました。

↑価格交渉の結果、3,200万円で買うことができましたので、相場より安めに購入できました。

↑価格交渉の結果、3,200万円で買うことができましたので、相場より安めに購入できました。

 

カーペットをフローリングへ変更。お子様がけがをしないように、フローリングの上にコルクのタイルカーペットを敷きました。

カーペットをフローリングへ変更。お子様がけがをしないように、フローリングの上にコルクのタイルカーペットを敷きました。

 

お風呂は新しいものに交換しました

お風呂は新しいものに交換しました

2016-05-31_171559

地震対策は「事後防災」ではなく「事前防災」が大切です!前のページ

性能を維持・保全しやすい住宅の工法とは?次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 土地価格の相場を知る方法

関連記事

  1. リノベーション

    中古戸建てを買ってリフォームしよう!

    日本は人口減少社会なのでかつてのような新築偏重の住宅文化では空き家で溢…

  2. リノベーション

    インスペクション結果を購入判断材料に活用

    インスペクションの結果、雨漏りが指摘され、物件の購入を見送ることになり…

  3. リノベーション

    中古戸建てのリスク=劣化の有無きちんと検査して対策を講じれば家は長持ちします。

    既存住宅売買かし保険の検査基準は劣化の判断基準。 購入判断材料とし…

  4. リノベーション

    リフォーム済み物件でも 過信は禁物

    劣化改修・耐震改修・断熱改修…性能向上リフォームで築47年の物件が…

  5. マンション

    築23年の物件ながらも最小限のリフォームでまるで新築のような仕上がりに

    広いエリアの選択肢から住み慣れた街を選択したのは 母親との同居を考…

  1. 不動産取引ガイド

    お仏壇の置く場所はどこ
  2. 不動産取引ガイド

    シロアリは何故発生する?
  3. 不動産取引ガイド

    駅・線路の地下化。不動産にはどのように影響するのか?
  4. 不動産取引ガイド

    首位に返り咲いた吉祥寺 住みたいランキングに変化があった?!
  5. 不動産取引ガイド

    2023年の不動産購入時の参考に!首都圏の「新横浜線」に注目が集まる?!
PAGE TOP