不動産取引ガイド

知っている人だけが得をする。固定資産税が安くなる方法

不動産を所有している場合にかかる税金が固定資産税・都市計画税です。

固定資産税等は、土地の面積や種類に応じて計算され、毎年納税通知書が発送されてきます。

普段はあまり丁寧に見ることはないかもしれませんが、この税通知書をご覧いただくと、私道部分については記載がないことに気づくかもしれません。

道路部分については、固定資産税等は課税されないことになっているのです。

一方、私道持分は所有していないが、宅地の一部にセットバック部分があり、道路に供されている場合はどうでしょうか?

実はこのセットバック部分も、固定資産税等が減免されるケースがあります。

登記簿の面積と納税通知書の課税地積にズレがある場合は、このセットバック部分が非課税分となっている、と判断できます。

ところが、実際にはセットバックしているのに、土地全体に課税がされてしまっている場合もあります。

課税している側のミスではありません。

道路部分を非課税とするためには、ご自身で減免の申請をする必要があるのです。

自動的には固定資産税等は減免されないのです。

 

参考<東京都主税局>

http://www.tax.metro.tokyo.jp/shisan/info/dorohikazei.pdf

「非課税になるから申請した方がいいですよ」とは教えてくれないのですね。

減免制度を知っていると知らないとでは、大きな違いになります。

弊社では、ちょっとした不動産の知識や減税の手続き等も含めて、丁寧にお客様へご説明するよう心がけています。

失敗しない不動産購入をするためにも、ぜひリニュアル仲介へご相談ください。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)

■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

不動産探しにAI(人工知能)を活用する時代になってきました?!前のページ

築50年の家に耐震改修を行うメリットはあるか?次のページ

ピックアップ記事

  1. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. 立地適正化計画をご存知ですか?
  4. 土地価格の相場を知る方法
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    屋根の耐荷重について

    あまり知られていない屋根のお話良く目にする住宅の屋根は当たり前のも…

  2. 不動産取引ガイド

    売る時に価値が下がりやすい物件とは?(嫌悪施設編)

    どんな物件を購入すると、そのご資産価値が下がりやすい可能性があるのでし…

  3. 不動産取引ガイド

    2022年は住宅ローン控除の控除率や住宅取得資金贈与の非課税枠が縮小?!

    ■住宅ローン控除の制度が変わり、家計の税負担が増えるようになる?!…

  4. 不動産取引ガイド

    情報の積極公開とフェアな取引で、中古住宅がますます買いやすくなります!

    「中古住宅よりも新築の方が安心だから...」確かにそうかもしれ…

  5. 不動産取引ガイド

    もしも金利が上がったら…

    新型コロナによる経済への影響や、世界規模の情勢不安から世界では金融引き…

  6. 不動産取引ガイド

    リフォームを「工事」と捉えるか「製品」と捉えるか

    中古住宅を検討する際に欠かせないのがリフォームです。中古住宅の「汚い」…

  1. 不動産取引ガイド

    よく出る質問 その1「割安な物件はどう見つけるのか」
  2. 不動産取引ガイド

    見つけたら注意したい仮登記(差押登記)
  3. お金・ローン・税金

    税金をクレジットカードで納付する方法と注意点!
  4. 不動産取引ガイド

    中古住宅購入時のリフォーム会社には条件があります
  5. 不動産取引ガイド

    現在販売中の実存する物件で検証!“値上がり相場”での価格の妥当性。
PAGE TOP