お金・ローン・税金

住宅ローンの種類ってたくさんあってわかりませんよね?

住宅ローンを組む際に、どれを選べば良いか事前に調べておくと良いと思います。

住宅ローンには、住宅金融支援機構など公的金融機関が資金を融資する公的住宅ローンと、銀行などの民間金融機関が融資をする民間住宅ローンがあります。
以前は住宅ローンといえば住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)融資が主流でした。しかし、この融資が原則廃止となってからは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携している「フラット35」などの長期固定金利のものや、一定期間だけ固定金利が適用され、その期間終了後に固定金利と変動金利を選択できる選択型など、さまざまなタイプのローンが登場しています。

公的住宅ローンには、財形住宅融資や自治体融資などがあり、それぞれ特徴が異なるため、個別に金利の種類や返済期間、物件の条件、申込資格などを確認する必要があります。また、勤務先によっては、社内融資や公務員共済などが利用できる場合もあります。

フラット35を利用する場合で、省エネルギー性やバリアフリー性、耐震性など優れた住宅を取得する場合には、金利がフラット35よりも優遇される「フラット35S」が利用できます。フラット35Sを利用するためには、フラット35の技術基準に加えて、フラット35Sの技術基準にも適合していなければならずハードルは高いですが、利用できれば、フラット35よりも低金利となります。

このように、住宅ローンは借入先や商品の種類などによって、その内容が大きく異なります。また、同タイプのローンでも、キャンペーンや優遇金利などによっては、適用金利に大きな差が生じる場合もあります。さらには、借り入れ希望者の収入や年齢、取得する住宅によっても借り入れ可能なローンが異なります。
住宅ローンの特徴をよく理解したうえで、最適なローンが組めるように出来ると良いでしょう。
住宅ローンのご相談はいつでも承りますので、お気軽にご相談ください。
リニュアル仲介、前田でした。
***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)

**************************************************

遺言書が使えない!?相続トラブル回避術前のページ

2017 年12月度の不動産相場次のページ

ピックアップ記事

  1. 土地価格の相場を知る方法
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 立地適正化計画をご存知ですか?
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    知らないと損するサッシ交換のポイントについて

    一般的に、窓は「サッシ+ガラス」で構成されます。サッシとは、窓の上枠・…

  2. お金・ローン・税金

    減税を受けるために必須の書類

    今回は、不動産取引において減税を受けるために必須の書類「住宅用家屋証明…

  3. 不動産取引ガイド

    相続が変わる。不動産は「所有」と「居住」へ

    先日、日常生活や相続と大きな関係がある「民法」が改正され、相続法の分野…

  4. 不動産取引ガイド

    中古住宅の取引は「仲介会社選び」が最も重要です

    物件は一つしかないので、結局のところ、どの不動産仲介会社を通じても、購…

  5. 不動産取引ガイド

    マンション修繕の決議が出席者の過半数で可能になる?

    政府は分譲マンションの修繕方針などを決める住人集会について出席者の過半…

  6. 不動産取引ガイド

    所有者不明土地の先進的な取り組み

    顕在化する所有者不明土地問題不動産関係で大きな問題となっているのが…

  1. 不動産取引ガイド

    耐震基準適合証明書と住宅ローン減税 【旧耐震の場合】
  2. 不動産取引ガイド

    不動産の価値を見極めろ!「ESG投資」と不動産
  3. 不動産取引ガイド

    荒稼ぎする「座敷わらし」
  4. 不動産取引ガイド

    高齢者トラブルが増えている不動産の「リースバック」について
  5. 不動産取引ガイド

    築11年でもこんなにあった気になる劣化等...!?本部エージェントの現場レポート…
PAGE TOP