インテリアスタイルの種類
コーディネートには様々なスタイルがありすぎて、いまいちイメージがつかないこともあります。
一般にはナチュラルスタイル・カジュアルスタイル・モダンスタイル・個性的なスタイル・各国別スタイル・年代別スタイル
・女性向けのスタイルなどに分けられるようです。
色々なテイスト名もありましたのでご紹介します。
1.北欧ナチュラルテイスト
明るいナチュラル色の木目をベースに、いわゆる北欧テキスタイルでポップなイメージを追加したり、デザイン性の高い照明などでアクセントを付けていくインテリアテイストです。
2.ナチュラルモダンテイスト
ナチュラル+シックといったイメージのテイストです。ナチュラル色をベースにシックなカラーでまとめたり、ガラスやアイアンといった素材でサブコーディネートすることで、大人っぽいナチュラルな雰囲気を楽しめます。
3.ナチュラルシンプルテイスト
ナチュラルテイストの基本である、ソフトトーンの木目とホワイトインテリアでまとめられたシンプルなコーディネートです。清潔感があり落ち着いたベースなので、観葉植物やインテリア小物でアレンジするとポップになったりモダンな雰囲気になったりします。
4.ナチュラルレトロテイスト
50、60年代に流行ったレトロテイストのナチュラル家具でコーディネートされたインテリアテイストです。現代のテイストに比べるとフォーマルな雰囲気が強いので、リビングなどにしっくり来ると思います。
5.カジュアルシンプルテイスト
比較的安価でシンプルなインテリアでまとめられたテイストです。
あまり個性的ではありませんが、気軽なイメージである程度機能的な家具をチョイスするので使い勝手は良いと思います。
6.カジュアルモダンテイスト
カラーやデザインがポップなものを取り入れたカジュアルスタイルのコーディネートです。
インテリアはシンプルに、雑貨などでアレンジすると演出しやすいです。
例えばキャラクターフィギアやアメリカンポップな雑貨など。
物を多く飾ることで楽しいポップな雰囲気が感じられます。
7.カジュアルキュートテイスト
キュートなカラーリングが特徴的な若者向けのコーディネートです。
ポイントとしては、ピンクなどのソフトトーンのカラーを多めに使い、アクセサリーなどもフォルムが丸く、素材もガラスなどキラキラしたものを使います。
8.カジュアルビンテージテイスト
使用感のあるインテリアを使うビンテージテイストのコーディネートです。
簡単な方法としては古くなったアイアン系のインテリアをレイアウトしたり、普段の生活には無いような、工具系のアイテムを雑貨としてデコレーションするとよいでしょう。
9.シンプルモダンテイスト
比較的フォーマルで整えられた印象のコーディネートテイストです。
木目を使う場合はウォールナット色などのダーク系でまとめたり、グレイッシュなカラーで整えます。家具のデザインは直線的であったり単一的なものをチョイスするとまとまり易いでしょう。
レザーなどを取り入れるとクールな雰囲気に移ります。
10.クール&スタイリッシュテイスト
生活感が抑えられ、見た目の印象も温度感が低いイメージのコーディネートテイストです。
このスタイルは床や壁など室内の大きな面積を占めるインテリアをある程度統一させてからスタイリッシュな家具をチョイスするとうまくまとまります。
11.アーバンテイスト
都会的でシックな雰囲気のコーディネートテイストです。
このスタイルを考慮するときホテルライクなイメージが一番しっくりくると思います。インテリアのフォルムはシンプルなもので、カラーはグレイッシュなものをチョイスすると実現しやすいです。
12.モダンポップテイスト
洗練されたイメージの中に大胆なアクセントを付ける「モダンでにぎやか」といったイメージのコーディネートテイストです。
基本的にはシンプルモダンテイストに、フォルムやカラーがポップなアイテムを組み合わます。
13.ミニマルテイスト
直線的で無駄のないフォルムのインテリアを使用したコーディネートテイストです。室内のインテリアをホワイト一色でまとめたり、壁面収納などを使って空間のスペースを広く取ることに特徴があります。素材感は極力抑える方向でまとめると良いでしょう。
14.トラディショナルテイスト
伝統的なヨーロピアンテイストを持つコーディネートスタイルです。
特徴としてはインテリアのフォルムは流線型、女性的なものが多く、フェミニンなイメージも作りやすいテイストです。
家具のカラーは統一し、クラシカルなテキスタイルを取り入れると収まりが良くなるでしょう。
15.トラディショナルテイスト(重厚系)
クラシカルな雰囲気に重厚なソファなどを置いて風格を増すようなコーディネートテイストです。
カラーもレッドやブラウンなどのダーク系の色を使い、素材感も固い印象のものを使います。
16.モダンクラシックテイスト
海外のラグジュアリーな雰囲気を持つインテリア例のようなコーディネートテイストです。
現代的なヨーロピアンテイストといったところで、伝統的なテキスタイルを持ちながら高級感が強く演出されています。
17.エレガンステイスト
女性的なカラーリングが特徴となる柔らかいイメージのエレガンススタイルです。
紫やグリーンなどで淡い花のようなイメージを作り出し、ホワイトの清潔感をファブリックなどで強調します。
ロマンチックな雰囲気が魅力的です。
18.王室風エレガンステイスト
クラシカルなデザインの家具とゴールドなどのキラメキ感、そしてトラディショナルなテキスタイルを組み合わせた豪華で華やかなイメージのコーディネートテイストです。
家具も格調高いものを選ばなくてはならないので費用がかかります。
19.アンティークエレガンステイスト
使い込まれたシャビーな質感を持つ家具をコーディネートするインテリアスタイルです。
落ち着きながらもロマンチックな雰囲気が楽しめます。
20.モダンエレガンステイスト
クラシック過ぎずなめらかなフォルムを持つ家具で構成される現代的なエレガンススタイルです。
単純に花柄のテキスタイルを取り入れるのではなく、家具やインテリアで全体的に花のカラーをイメージするとモダンな雰囲気になるでしょう。
21.和風・ジャパニーズテイスト
日本的な家具を使うコーディネートです。
分類的には民芸調に入りますが、伝統的な家具を使いつつファブリックなどでモダンな雰囲気を出すのも良いと思います。
ロースタイルの家具に合わせて、壁を意識しながらコーディネートできると収まりが良くなります。
22.アジアン・民芸調テイスト
バリ家具など東南アジアのインテリアをメインに使用したコーディネートテイストです。
リゾート感も強くなるので、非日常的な空間を演出したい場合には参考になると思います。
照明は灯りを点々と灯すような感覚が大切です。
23.モダンアジアンテイスト
現代的なデザイン、機能にアジアンな素材を組み合わせたコーディネートテイストです。
一般的なリビング等にもなじみ易く、実現しやすいスタイルだと思います。
24.アメリカンカントリーテイスト
脚の隠れているどっしりとしたソファやロッキングチェアなど、日本で一般的にカントリーテイストというと、アメリカンカントリーが該当します。
カントリー家具は大きいくごついものが多いので部屋のレイアウトを工夫しながら調節すると良いでしょう。
25.フレンチカントリーテイスト
主に南仏のホワイトを基調としたカントリーテイストが有名です。
イメージとしては木材をホワイトでペイントした様な壁や家具、素材感が少し粗い石材や木材などを使用してコーディネートします。
グリーンも映えて落ち着いたさわやかなイメージになります。
26.イングリッシュカントリーテイスト
イギリスのカントリーテイストはクラシックテイストが他のものより強い印象があります。
シンプルなファブリックを大胆に使ったり、ギンガムチェックなどの伝統的なテキスタイルパターンを取り入れると雰囲気が出てくるでしょう。
どうでしょう、ざっくり調べただけで26種類、自分が思い描いているテイストはどれなのか建築業社の方に伝えられますか?
この記事を考えているとき子供のゲームで「どうぶつの森」を思い出しました。
ゲームの内容の中にそれぞれのテーマの家具が小物集め部屋をかざり、自分の部屋インテリアを採点してもらうものです。
家具のテイストや配置でいろいろな組み合わせができるのでその時の気分により部屋の模様替えできるのとてもの楽しものです。
実際にはたくさんの種類を試すのは難しいので、まずは自分の気になる家具を中心に部屋のインテリアを考えて見てはいかがでしょうか。
どの家具がいいのか迷う場合もあります。
私はパソコンソフトを使って間取りを考えて家具の配置や床や壁の色を替えて楽しんでいますのでパソコンソフト使ってみるのもいいかもしれません。
または、インテリア雑誌に載っている自分の思い描くインテリアに近い写真を使って説明してみてはいかがでしょうか。
リニュアル仲介、渡辺でした。