欠陥・トラブル

不動産処分と行方不明の相続人

近年、空き家問題が話題になっていますが、空き家を処分する際の障害のひとつが、行方不明の相続人です。

不動産を処分するためには、所有者「全員」の承諾が必要になります。

ところが、相続人の調査をしてみたら、長年音信不通で連絡をとっていない相続人や、そもそも連絡先もわからない相続人が見つかるといったケースもあります。

まずは、住民票や戸籍の附票等を調べ、手紙を出すなどして連絡を取るよう試みるのですが、郵便物も「宛所尋ねあたらず」などで返ってきてしまうこともあります。

このような場合に利用できるのが「不在者財産管理人」という制度です。

この制度は、裁判所に申し立てをして、代理人(管理人)を選んでもらう、という制度です。

条件は、対象者が住所や居住地を去ってしまい、財産を管理する人がいなくなってしまった場合に、利害関係人が申し立てをする、というものです。

選ばれた「管理人」は、その他の相続人と一緒に不動産を売却することも可能です(※裁判所の許可が必要になります)。

管理人は、売却代金を適正に管理し、もし行方不明者が戻ってきた場合には、預かっていた代金を本人に返却します。

財産管理は、行方不明者が戻ってくるまで、又はその死亡が確認できるまで続くことになりますが、不動産売却をする方法のひとつとしてご検討ください。

———————————————–

「資産となる家を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

———————————————–

快適な暮らしは家が作るのではない前のページ

引渡し前の確認について次のページ

ピックアップ記事

  1. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  2. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  3. 危険な場所は 地形図で見分ける
  4. 住宅購入と 生涯の資金計画
  5. 土地価格の相場を知る方法

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    ハンコがいらなくなる!?新しい文房具のカタチ

    先日テレビでもやっていましたが、「スマート印鑑」というものをご存知でし…

  2. お金

    火災保険を検討する際には金額だけではなく、提供サービスにも目を向けましょう。

    最近、保険会社のスマートフォン向けのアプリが増えています。保険契約者で…

  3. 不動産取引ガイド

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 2 【全体スケジュール 編 2/2】

    「海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し」シリーズ。今回は、住宅購入のス…

  4. かし保険

    中古物件の“法令違反あるある”(戸建住宅)

    真面目で勤勉な日本人。確かにそうかもしれません。でも家に関しては違…

  5. 欠陥・トラブル

    相続手続きはいつまでに?

    相続が発生した場合、葬儀も含めて色々な手続きをしなければなりません。…

  6. 欠陥・トラブル

    その街は将来に渡って人が集まる街ですか?

    各自治体は様々な情報を公開しています。人口動向から財政状況、行政サービ…

  1. リノベーション

    資産価値重視の物件探し 立地にこだわった結果 出会った好物件
  2. お金・ローン・税金

    夫婦共有で不動産購入する場合の「持分」はどうやって決めるのか?
  3. 不動産取引ガイド

    自分の土地だと思っていたら、実は他人の土地だった!?土地境界と時効取得
  4. 不動産取引ガイド

    ドアor引き戸どちらを選ぶ!?
  5. 不動産取引ガイド

    <コロナ禍の不動産購入>テレワークスペースの確保もお忘れなく?!
PAGE TOP