2020年に向けて品川駅と田町駅の間に新駅が予定されています。
そのために新しいマンションの建設がはじまっていますがなぜ既存マンションが
突然、違法建築マンションになってしまうのでしょう。
マンションを建設するときに敷地面積対して建てられる建築物の面積が市町村や
土地の用途により定められています。それを建ぺい率といいます。
このマンションを建てるときに所有の土地と隣接地の賃貸契約を交わし建築確認申請した敷地に現在のマンションがあります。
ところが隣接地の一部が転売されJR山手線の品川-田町間に建設予定の新駅近くの好立地のため平成28年3月に隣接地の所有権をJR九州が取得、16階建てマンションの建設を計画しました。
10月に指定確認検査機関が建築確認を出し、既に着工されています。
完成すると既存マンションは敷地に建てられる建物の延べ床面積(容積率)や建築面積(建ぺい率)が法定基準に適合しない違法建築となり、行政が強制的に建物の撤去ができる「除却命令」の対象となるそうです。
一方現在建設中の新築のマンションは建築基準法にそって建てられますので問題はありません。
もともと建てられているマンションに突然降りかかった問題です。
これからマンションを購入をお考えの方は、間取や立地のほかにもマンションの土地の登記もお調べになった方が購入後に問題が起こりにくいと思います。
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リニュアル仲介 渡辺でした。
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