不動産取引ガイド

今日は防災の日です

これから台風が多くなったり長雨が続いたり、最近では豪雨で川が氾濫したり、地盤がくずれた映像をよく見かけます。

宅地造成という言葉を聞いたことはありますか?
宅地造成とは土地を宅地としての機能を備えたものとするために、傾斜をなくすための切り土・盛り土等の工事、擁壁の設置工事、排水施設の設置工事、地盤の改良工事などを行ない形成された宅地が「造成地」と呼ばれます。

都道府県知事等は、宅地造成に伴い災害が生ずるおそれが大きい市街地又は市街地となろうとする土地の区域で、宅地造成に関する工事について規制を行う必要があるものを、宅地造成工事規制区域として指定することができます。

宅地造成の規制がかかる主な区域
・災害危険区域
・宅地造成工事規制区域
・造成宅地防災区域
・地すべり防止区域
・急傾斜地崩壊危険区域
・土砂災害特別警戒区域
などがあります。

現在住んでいる場所が該当するのか、また、現在住宅購入を考えている場所はどうなのか
気になると思います。

各都道府県のホームページで調べる事ができますのでぜひ一度確認してみてはいかがでしょうか
県名と宅地造成等規制法で検索できます。

詳しくは下記をご参考にして下さい

http://www.mlit.go.jp/crd/web/gaiyo/gaiyo.htm

家だけではなく通勤や通学路など家族が使っている道路もありますので家族全員が無事に帰ってこられる様

まわりの地面の状態を把握してみてはいかがでしょうか。

リニュアル仲介渡辺でした。

これを満たせば、住宅の容積率緩和が受けれる!?(地下室編)前のページ

防災月間に考える「避難の必要のない建物」とは?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 立地適正化計画をご存知ですか?
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  4. 住宅購入は不安でいっぱい
  5. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    マンションは内断熱か外断熱か

    断熱は結露防止や省エネルギーの観点から必須。マンションは内断熱が一般的…

  2. 不動産取引ガイド

    注文住宅で予算オーバーする原因

    マイホームを考える時に自分の理想の住宅を思い描くと思いますがあれもこれ…

  3. 不動産取引ガイド

    自然災害に強い路線とは…?!

    自然災害が発生すると、首都圏は電車の運休や、遅延する事がほとんどです。…

  4. 不動産取引ガイド

    検索するなら今ならインスタ?!

    最近お客様に何を見て弊社にご連絡していただいたのですか?と聞くと、5組…

  5. 不動産取引ガイド

    中古木造戸建てを購入する時はインスペクションが欠かせません

    住宅購入=新築が当たり前だったのは過去の話で、人口減少から家が余る時代…

  6. 不動産取引ガイド

    マンションも防犯対策が必要な時代!オートロックへの過信は禁物!

    マンションも防犯対策が必要な時代!オートロックへの過信は禁物!…

  1. お金・ローン・税金

    安い物件買ったら贈与税!?気を付けておきたい中古住宅取得と贈与税の関係≪1/2≫…
  2. 不動産取引ガイド

    異常気象と思われる豪雨!
  3. マンション

    旭化成建材杭打ち問題に学ぶ家探し
  4. 不動産取引ガイド

    住宅の質‼
  5. 不動産取引ガイド

    借地権が持つ財産価値とは
PAGE TOP