不動産取引ガイド

資産価値に直結!総務省 人口移動報告が発表されました。

総務省から、2018年1月29日、住民基本台帳に基づく2017年の人口移動報告が発表されました。

◆総務省統計局 住民基本台帳人口移動報告 平成29年(2017年)結果

http://www.stat.go.jp/data/idou/2017np/kihon/youyaku/index.htm

不動産価格は、賃貸、売買にかかわらず、需要と供給で決まりますので、需要が多いほど、不動産価格は高くなりやすいわけです。不動産の需要というのは、分かりやすく言えば、そこを利用する人の数ということになります。用途が住宅であれば、そこに住む人口ということですね。総務省統計局の「住民基本台帳人口移動報告」では、日本国内で移動した人口の数が、圏、都道府県、市区町村別に発表されています。不動産を所有し、将来的にその不動産の資産価値を下げたくないのであれば、極力、人口が増える場所に買う方が賢明です。報告書の「転入超過」となっている地域がヒントになりそうですね。皆さんが住まい探しをなさっている地域、あるいは既に住まいを所有している地域はどうでしょうか?人口が減少傾向なのであれば、早めに売却してしまい、増加傾向のところに買い替える方が良いかもしれません。自分が不動産を所有したら必ずそこに住まなくてはいけないということではありませんから、所有する不動産は人口増加の地域、自分が住むのは人口減少地域の賃貸(例えば、お仕事の事情で住み替えられないこともありますから)、というような選択肢もあるかもしれません。

家を持っている方も、これから買う方も、不動産の資産価値に直結する人口の動きを、こまめに確認しておくようにしましょう!

以上、リニュアル仲介本部パイロット店 エージェント石川でした。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)

**************************************************

誰でもわかる!木造住宅の耐震診断 ~必要耐力その他~前のページ

あてにならない土地の広さ次のページ

ピックアップ記事

  1. 土地価格の相場を知る方法
  2. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 住宅購入は不安でいっぱい
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    家売るオンナ?!

    7月13日に日本テレビでスタートする個人的には注目のドラマ「家売るオン…

  2. 不動産取引ガイド

    駅から遠い築古のマンションは購入してもよいのか?

    中古マンションを購入する際、築年数は気になるところです。築40年を超え…

  3. 不動産取引ガイド

    日本建築の凄いところ・・・!

    今回の熊本地震によって石垣が崩れてしまった映像を目にした方も多いはずで…

  4. 不動産取引ガイド

    「マンション管理計画認定制度」をご存知ですか?認定第1号は「高島平ハイツ」

    ■マンションの管理に自治体がお墨付きを与える「マンション管理計画認定制…

  5. 不動産取引ガイド

    不動産の売買契約について徹底解説!

    不動産の売買契約とは、売主と買主の間で土地や建物などの不動産を一定の条…

  6. 不動産取引ガイド

    売る時に資産価値が下がりやすい物件とは(防犯上心配な1階の住戸)

    マンションでは、1階というだけで、物件選びの対象から外される場合が多く…

  1. 不動産取引ガイド

    「寿命を縮める家」「寿命を延ばす家」
  2. 不動産取引ガイド

    最長50年住宅ローンが注目されている!しかし総返済額増えるリスクも…!
  3. 不動産取引ガイド

    ルーフバルコニーのメリット・デメリット
  4. 不動産取引ガイド

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 1 【全体スケジュール 編 1/2】
  5. 不動産取引ガイド

    太陽光パネル義務化
PAGE TOP