法務局では、土地や建物の地図証明書を取得することができます。
土地については公図(地図証明書)や地積測量図が、建物については建物図面が取得できます。
これらの地図証明書等が、平成30年10月1日から変わりました。
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00350.html
具体的な変更点はというと、「用紙の余白」が増えたという点です。
これは、ISOの定める用紙の余白の規格に合わせた書式になったということです。
実際の地図情報としての見方等には変更ありません。
ただそもそもですが、法務局の公図は、情報として不正確なことが多々あります。
古い時代に作成された手書きの図面を無理やり電子化したものもあるため、隣の土地の地図とうまく重ならないエリアもあります。
ご購入を検討する土地の地図を見ても、うまく位置がつかめないといった相談もいただきます。
この不正確な地図の解消として、国土調査も進めることにはなっていますが、遅々として進んでいないのが現状です。
一部には、方位不明という地図も残されています。
書式を統一することも大切ですが、より正確な情報が早く反映されるとよいですね。