■新型コロナで『テレワーク』中心の生活に切り替わろうとしている?!
新型コロナウイルスの感染拡大や生活様式の変化で、近距離移住の候補地として神奈川県への注目が集まっているようです。特に相模湾沿いの自治体の人気が高いようです。現在、一極集中が続いてきた東京都からの転出者が増えており、各自治体などは移住者向けの相談や支援体制を拡大されています。参考までに神奈川県内の移住・定住支援のホームページもございますので、ぜひ参考までにご覧ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/y2w/shienjoho.html
そのような移住を推奨している自治体の一つである逗子市は市の魅力を探るイベントを定期的に開催したり、移住相談会を開いたりしているようです。また、イベントは市と連携して移住・定住増を目指す団体が開催し、市は移住相談のブースを設けられていたりするそうです。
■コロナ禍の不動産購入で注目が集まる逗子市の魅力とは?!
同市は11月の広報誌でも移住した子育て世代や若者を特集し、きっかけや転入者へのアンケートなどを掲載し、魅力的な街づくりも目指しているようです。東京までの距離、海や山が間近にある環境が若者の暮らしや子育てにぴったりの場所として、逗子市をPRしています。
逗子市は東京都心へ座って通勤ができる点もメリットとなっているようです。まとめると注目される理由は、1.都心へのアクセス&ロケーション、2.近所で自然を満喫できる、3.こだわりのイベントがたくさんあるという事です。詳細については『逗子暮らし』というプロモーションサイトもございますので、ぜひ参考までにご覧ください。
https://www.city.zushi.kanagawa.jp/citypromotion/
■コロナ禍の不動産購入で不動産は本当に動いているのか?!
不動産会社や住宅メーカーへの問い合わせや受注も増えているようです。それもコロナ禍の10月以降はコロナを機にライフスタイルを考え、物件を探す層が圧倒的に増えたようです。また、4~9月の横浜銀行の住宅ローン受付件数は約1万9000件と前年同期比3割増という状況との事で、実際に行動に移されている方もいる様子が伺えます。
コロナ前は『通勤は1時間半以内』という人が多かったようですが、当面はコロナ関連の状況が長期化する事が予想でき、通勤時間にこだわりを持たなくなった人も多くなっているものと考えます。三浦半島や湘南の西部は遠距離通勤で敬遠される事が多かったエリアですが、出社機会が減るなか、着席通勤が可能な居住地域として注目が集まりつつあるようです。
新型コロナウイルスにより、住む場所や仕事をする場所の概念が大きく変わりました。しかし、新型コロナウイルスの発生から、まだ1年も経っていませんし、今後の終息の仕方によっては、また都心中心の通勤スタイルや生活様式になっていく事も考えられます。いずれにせよ、不動産購入は少し長期的な視点を持って、家探しをされることをお勧めします。
新型コロナの関係で移住を決断したが、コロナ前の通勤スタイルに戻り、結果なじめず、転職を余儀なくされたというのでは問題です。もし移住をされる決断をされた際には、最悪、貸せたり・売れるような資産価値の高い立地をご検討いただく事をお勧め致します。
今後の住宅購入の参考にお役立て下さい。
法人営業部 犬木 裕