不動産取引ガイド

ご自宅のインテリアはどのように決めていますか?

ご自宅のインテリアはどのようなコンセプトで組み合わせていらっしゃいますか?
住宅購入をされるとまずは家具などを選んでいく方が多いかと思いますが、
コンセプトを決めずに気に入ったものだけを選んでしまうと、統一感のないお部屋に仕上がってしまい、居心地の悪い家を作り上げてしまう可能性があります。

では、どのような家具を選び、どのように配置すれば快適な家を造る事ができるのでしょうか?
何点かポイントをまとめたので、参考にしてみてください。

①部屋全体の色味は3色まで
全体のバランスで言うと、部屋全体の色味は3色までに統一すると良いと言われているようです。
アクセントで1色を決め、その他の2色は白やグレーなどでまとめると部屋全体に統一感が出てくるかと思います。
もちろん同系色でまとめるのも良いのではないでしょうか。

②カーテンは天井から吊り下げてみる
窓の大きさは部屋の印象を大きく変える要素となります。
天井からカーテンを吊り下げる事で縦のラインが出来、部屋の雰囲気が変わります。
カーテンレールの位置なども変えられるようなら、雰囲気を変える為にも天井から吊り下げられるように変更してみてはいかがでしょうか。

④家具間の距離を考えた家具のサイズを選ぶ
家具と家具の距離感が狭いと何かしらのストレスがうまれる可能性があります。
例えば、ダイニングテーブルの椅子に座る時に毎回狭さを感じるような配置にしていると、座る際にストレスを感じる場合もあるかと思います。
椅子を引くスペースは80cm、生活動線も通るだけの場所は60cm確保するとストレスが軽減されるようです。
部屋のサイズに合わない大きな家具を買ってしまったり、通るたびにストレスになるような配置には気をつけましょう。

⑤部屋で一番広い壁の色を変えてみる
広い壁の壁紙の色を変える方法も、家具だけでなく室内の統一感を保つ一つの方法かもしれません。
最近は、リノベーション済の物件でも一面だけ壁紙の色を変えている物件もあります。
家具とのバランスを見て、部屋がすっきりと統一感がもてるよう、壁紙も変更してさらに住みやすい部屋にしてみませんか。

最近は中古を買ってリノベーションをされる方も多いですが、その場合はカタログなどを見てこんな風に仕上げたいと要望される事が多いと思います。
ですが、リノベーションだけで室内の雰囲気をおしゃれにするのは難しいと思います。
何故なら、家具があってこそ室内の雰囲気が決まってくるので、内装のリノベーションだけにこだわらず、家具の選定にもこだわりをもって、更には家具の配置なども考慮して住みやすい住宅に仕上げていっていただけたらと思います。

 

外壁メンテナンスフリーに近づける方法前のページ

2023年2月 フラット35金利のご案内次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  4. 住宅購入は不安でいっぱい
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    ペットにやさしい床材とは

    現在、4世帯に1世帯の割合でペットを飼っていると言われています。我…

  2. 不動産取引ガイド

    空き家活用、中古住宅流通へ 耐震補強などを要件にして、金利優遇幅が広がる?!

    1月19日(日)の日本経済新聞の朝刊に、『中古住宅流通へ 金利優遇広げ…

  3. 不動産取引ガイド

    持ち家or賃貸の判断の目安について

    家計の長期的なプランを考える際に住宅を購入(持ち家)するか、賃貸に住み…

  4. お金・ローン・税金

    戸建てを新築するための土地購入資金で、親から金銭の贈与を受ける場合の注意点

    夫婦共有名義で、家を建てようとしたAさんご主人様は、ローンを組んで…

  5. 不動産取引ガイド

    収納の多い家は快適?

    収納の多い家のメリット部屋が片付いて広々と使える収納が多い…

  1. 不動産取引ガイド

    やっぱりマンション購入は都心で検討した方が良い?!
  2. 不動産取引ガイド

    1坪はなぜ、3.3平方メートルになったのか?
  3. 不動産取引ガイド

    賃貸のままでいいや 本当に大丈夫ですか?
  4. お金・ローン・税金

    住宅ローンを組む際に注意すべきポイント
  5. 不動産取引ガイド

    物件選びのおかしな条件
PAGE TOP