不動産取引ガイド

水に浮ぶ家!?

先日、テレビで水難の際に対応できる注文住宅の紹介をしていましたのでご紹介します。

設計・施工を手掛けるのは一条工務店と防災科学技術研究所は、耐水害住宅の実験を実施しました。

耐水害住宅とは

浸水を防ぐため水密性が高いことに加え、水位があるレベルを超えると、係留されている船のように水に浮き出す家を紹介していました。
実験内容は豪雨や洪水を再現できる実験施設に耐水害住宅と一般住宅を並べ水位3メートルの水を流し込み両方の住宅がどのような浸水被害に合うかの実験でした。

実験結果は一般住宅はサッシや開閉できる場所から浸水で室内は水浸しになりましたが、耐水害住宅の室内には浸水は認められませんでした。
また耐水害住宅は、洪水時に水没や水圧から免れるよう浮力で水に浮かび、玄関ドアや窓の隙間をなくし水密性を高め、水の浸入や逆流を防ぐ特殊な弁を使うなどの対策を施し、水で地面から約1.5メートル浮上でき、流失しないよう、船を係留するように敷地内の四隅に設置したポールとつなぎ、水が引いた後に元の位置に戻る設計となっていました。
地面とつながっている給排水管は破損させないよう、一定の力がかかると配管の接続部が引き抜けるなどの仕組みになっており配管は簡単に自分でつなぐことができていました。

近年の台風による豪雨や河川の氾濫で住宅が浸水することが後を絶たず、高まる浸水対策の需要見越しての開発のようです。

一条工務店は浮力対策技術を開発するため、耐水害住宅の当初予定の発売を約1年延期し今年9月1日に発売しました。

延べ床面積が35坪(約115平方メートル)の場合、「浮く家」の建築費は従来の新築住宅に100万円程度上乗せされていて発売から1カ月で約120棟を受注したそうです。

水害に会われる場所は比較的同じまたは近い場所で被害にあわれます。
もし、耐水害住宅にすれば今までの被害が緩和できるのであればこれからの事を考えれば取り入れたのものです。
今回は新築の住宅の紹介でしたがすでにある住宅にも対応できるもの開発して頂くことを願います。

家もいろいろ進化している事、発想の転換によってはまだまだ進化していくのではないかと期待しております。

リニュアル仲介の渡辺でした。

売主居住中の物件は、売主様に直接確認できる絶好の機会。前のページ

コロナ禍で住宅ローン返済に困ったら、ご自宅の価値をセルフ査定?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. 土地価格の相場を知る方法
  5. 買ってはいけない物件を自分でチェック

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    相続時の不動産名義変更について

    この度、相続の関係で不動産の名義変更を行う事になり、いろいろ手続きで不…

  2. 不動産取引ガイド

    定期借地権付きの住宅って所有権付き住宅と何が違うの??

    定期借地権とは、50年以上の契約期間を定め、期間満了時に更地にして返還…

  3. 不動産取引ガイド

    検査済証がない物件ってどうなの?

    中古物件を見ていると、「検査済証がない」といった物件に、ほんとうに沢山…

  4. 不動産取引ガイド

    不動産業界の新常態(ニューノーマル)を探る?!

    先日、大阪の堺市にて「家を買うなら知っておきたい情報セミナー」という消…

  5. 不動産取引ガイド

    定期借地権マンションの真実:魅力的な価格の裏に潜む資産価値の課題

    不動産市場を探索していると、時折「この立地でこの価格?」と二度見してし…

  6. 不動産取引ガイド

    あてにならない土地の広さ

    「公簿売買」と「実測売買」という言葉をお聞きになってことはあるでしょう…

  1. 不動産取引ガイド

    火災保険の審査厳格化 築50年超の戸建ては注意が必要?!
  2. 不動産取引ガイド

    家を守る屋根!
  3. お金

    広告でよく見る「ローン返済額月々約●万円。今の家賃でマンション購入可能!?」
  4. 不動産取引ガイド

    二級建築士の取り扱える建物
  5. 不動産取引ガイド

    自然災害に強い路線とは…?!
PAGE TOP