一戸建ての購入を検討し始めると近隣トラブルに巻き込まれないか不安になります。
住宅を購入した多くの方が隣人・近隣トラブルに直面しているようです。
実際、私もつい最近隣人トラブルに直面しました。
しかし、そのようなトラブルは、予防策や対処方法を知っておくことで回避したり大ごとになるのを防いだりできます。
■よくある一戸建ての隣人・近隣トラブル事例
騒音トラブル
・子どもの声や走る音
・車のエンジン音やアイドリング音
・宴会やカラオケの音
・一般生活音
・エアコン室外機やヒートポンプ給湯器の運転音
ペットのトラブル
・電信柱等でのフン尿
・毛や羽の飛散
・人に危害を加えた
・ペットへの虐待が疑われる
・ペット(とくに犬)の鳴き声
ゴミ捨てトラブル
・近隣の家がゴミ屋敷化して、ニオイや害虫に悩まされる
・ゴミ出しのルールを守らない人がいて、カラスに荒らされる
・道路にたばこの吸い殻やペットのフンを放置される
ニオイのトラブル
・庭で開催するBBQは、ニオイや煙が近隣の迷惑となる可能性
路上駐車トラブル
・向かいの家の路上駐車で、こちらが車庫入れしづらい
・ちょっと路上駐車していたら、通報された
・複数軒で負担する私道に路上駐車していたら、損害賠償を請求された
境界線(筆界線)トラブル
何代かに渡って受け継がれているような古い敷地は、境界(筆界)が曖昧になっている場合や
登記書類の中に測量図がない場合など、長い年月のあいだにお隣が越境して家を建てたり木を植えたりしてしまっているケースでは、あとでトラブルになる可能性があります。
■購入前に可能な限りチェックする
購入前に可能な限り時間や曜日を変えて現地へ出向き、トラブルの火種がないかチェックしましょう。
・イライラするような音がしていないか
・おかしなニオイや悪臭を感じないか
・隣家が、迷惑になるようなペットの飼い方をしていないか
・隣家が空き家の場合は、管理不行き届きになっていないか
・境界が、境界標や登記資料(地積測量図)で明示されているか
・給湯器やエアコンの室外機が、境界間際に設置されていないか
・隣家の建造物や庭木が、こちらの敷地に越境していないか
・隣家は良識のありそうな人か
・隣家の窓や換気扇の排気口の位置
・路上駐車や改造車が停まっていないか
■近隣住民とのコミュニケーションを大切にする
住民どうしのコミュニケーションは、トラブル回避に重要な役割を果たします。
■一戸建ての隣人・近隣トラブルに遭ったときの対処方法
近隣トラブルの当事者になってしまったら、できるだけ素早く消火することが大切です。
火種は小さいほうが消しやすいですので、すぐに当事者どうしが顔をあわせて話をする事が解決の一歩のようです。
当事者だけでは解決できなくなくなった場合は自治体の役所や役場警察も、事案によっては対応してくれる場合があります。
我が家に起きた隣人トラブルは上記に挙げた中にはなく、お隣の大木が倒れてきました。
木は車庫に直撃しましたが建物には影響はありませんでしたが木を片付けてもらわないといけません。
その家の方は近所付き合いを頑なに拒んでいる為、話し合いも難しく思えましたが幸いにも相手方から謝罪があり無事お片付けまで完了しました。
こういったケースはどこに相談するのかわかりませんが警察は対応できないという事だけ確認しました。
その他できる事なら広めの敷地に隣家との距離をあけて家を建てれば、近隣トラブルを回避しやすくなるかもしれません。
また他人の迷惑行為に悩んだり、こちらが迷惑をかけたりする可能性を下げられる可能性があります。
お住まいを探す際には、いろいろな所を見て頂ければと思います。
リニュアル仲介、渡辺でした。