不動産取引ガイド

太陽光発電とエコキュートと併用

太陽光発電設備設置義務化のニュースや最近の光熱費の値上げなどを考えますと住まいの購入の際には導入を考えてします太陽光発電です
太陽光発電だけではなく併用するものによって活用法がかわるのではないかと思い調べてみました。

太陽光発電とエコキュートと併用

エコキュートは「ヒートポンプ技術」を使って空気の熱でお湯を沸かす、家庭用給湯システムの一種です。
自然冷媒として二酸化炭素(CO2)を使用し、夜間のうちにお湯を沸かすことができます。

ヒートポンプシステムとは、熱を汲み上げる仕組みのことです。
気体は、圧縮すると温度が上がる性質を持っています。
ヒートポンプシステムはその性質を利用し、取り込んだ気体を圧縮して高温を生み出します。
生み出した熱を熱交換器で水に伝え、お湯を沸かすという仕組みです。

エコキュートと太陽光発電を併用するメリット

太陽光発電は日中の太陽光が照りつける時間帯に発電します。
しかし夜間は発電できず、足りない分の電力は電力会社から購入することになります。
太陽光発電とエコキュートを併用すると、給湯にガスを使わないためオール電化に切り替えが可能で、オール電化の家庭向けには夜間の電気料金が安いプランが用意されています。
太陽光発電とエコキュートを併用することで、電気代の高くなる昼間は太陽光発電で発電した電気を使い、電気代の安い夜間にはエコキュートを使ってお湯を沸かすということができるのです。

その結果、電気とガスを使っている家庭と比べて、効率的にエネルギーを使うことができ、光熱費の節約が可能になります。
また、エコキュートの場合はタンクに沸かしたお湯を貯めておくことができるため、災害などの非常時にも使うことができるというのもメリットのひとつでしょう。

エコキュートと太陽光発電を併用するデメリット

・エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクで構成されており、設置のためにはそれなりのスペースが必要になります。
貯湯タンクユニット 幅900mm前後×奥行3000mm前後
ヒートポンプユニット 幅550~650mm前後×奥行600~750mm前後
ただし、最近ではコンパクトタイプや薄型タイプのマンションにも取り付け可能なエコキュートも登場しているようなので、設置するスペースについては、一度取扱業者に相談してみることをお勧めします。

・エコキュートは貯湯タンクに貯まっているお湯に水を混ぜて適温にしてお風呂などに給湯しますが、エコキュートは商品の特性上貯湯タンク内のお湯が無くなってしまうと水しか出なくなってしまいます。
一度水になってしまったものを温めるためにはかなりの時間がかかりますので、お湯切れを防ぐためにも適切な容量のエコキュートを選ぶ必要があります。

・運転する際に40デシベル程度の静かな図書館内程度の音ではあるものの低周波の音が出ます。
そのため、エコキュートの設置場所が近隣の方の寝室の近くなどの場合、思わぬトラブルになることがあります。

エコキュートと太陽光発電を併用する注意点

エコキュートを導入する場合、沸かした湯を貯めるタンクが必要になるため、設置するためのスペースがある程度必要になります。
商品によって必要な幅などが異なるため、導入前に自宅に設置できるか確認するようにしましょう。

環境に配慮した暮らしが実現する

エコキュートが持つヒートポンプシステムは、環境にも配慮した仕組みでもあります。
ヒートポンプシステムは、燃料を燃やすことはありません。
そのため、二酸化炭素(CO2)を増やすこともありません。
また、消費電力が抑えられることは、発電所における化石燃料の削減にもつながります。

いかがでしょうか。環境問題を考えつつ、自宅の光熱費の削減もかなえられるのであれば導入もありなのかもしれません。
導入の際には各家庭の電力の使用時間も考えたプランを選ばないとお得感が得られない場合がありますのでしっかり検討しなければなりません。

リニュアル仲介、渡辺でした。

 

古いマンションを購入したらどうなるのか前のページ

マンション区分所有者が「所在不明」?!不動産購入前には要チェック!次のページ

ピックアップ記事

  1. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  2. 住宅購入と 生涯の資金計画
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 住宅購入は不安でいっぱい

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    カーポートは、建蔽率も緩和になるのか?

    お客様から聞かれる質問に、「カーポートは建築面積に含まれないのですか?…

  2. 不動産取引ガイド

    長寿化する人生で家は資産として活用する時代へ

    人生100年時代(長寿化)においては、人生は学び直しや働き方の転換を繰…

  3. 不動産取引ガイド

    マンションは内断熱か外断熱か

    断熱は結露防止や省エネルギーの観点から必須。マンションは内断熱が一般的…

  4. 不動産取引ガイド

    今日は防災の日です

    これから台風が多くなったり長雨が続いたり、最近では豪雨で川が氾濫したり…

  5. 不動産取引ガイド

    住宅ローンと団体信用生命保険

    住宅ローンを組む際には団体信用生命保険を是非ともご検討ください。団…

  6. 不動産取引ガイド

    3年に1度の「評価替え」とは?

    固定資産税の「評価額替え」とは、固定資産税の評価額を適正な時価に見直す…

  1. お金

    「住宅購入の頭金、妻が出したら贈与税がかかる!?」 
  2. お金・ローン・税金

    理想の戸建て探し。でも「坪単価×必要な敷地面積」という現実を直視しなければなりま…
  3. 不動産取引ガイド

    マンション購入前に必ずチェック!修繕計画で見極める住まいの質
  4. 不動産取引ガイド

    「損をしない家の買い方」や「買ってはいけない不動産」について今月も本部セミナーを…
  5. かし保険

    耐震基準適合証明書と住宅ローン減税 【築20年超えの木造住宅の場合】
PAGE TOP