不動産取引ガイド

サステナブルな未来につながるコンセプト住宅

サスティナブル(英:Sustainable)とは、直訳すると「維持できる」「耐える」などの意味を持つ形容詞です。
ただし、近年では「持続可能な」という意味で捉えられ、様々な分野において環境問題対策のスローガンとして使われています。

最近よく聞く「SDGs(エス・ディー・ジーズ」は「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、まさにサスティナブルな考えを継続し、世界規模で様々な問題への対策に向けた共通目標として認識されています。

では、「サスティナブル住宅」とは具体的にどのような家を指すのでしょうか?

サステナブル建築とは

設計・施工・運用の各段階を通じて、地域レベルでの生態系の収容力を維持しうる範囲内で、
・建築のライフサイクルを通じての省エネルギー・省資源・リサイクル・有害物質排出抑制を図り、
・その他地域の気候、伝統、文化および周辺環境と調和しつつ、
・将来にわたって人間の生活の質を適度に維持あるいは向上させていくことができる建築物を構築することを指します。

サステナブルなコンセプト住宅を掲げた大手の会社様が環境に良い住宅を売り出しておりますが、
どのような設備を用いればいいのか調べてみました。

一般社団法人 日本建設業連合会様のHPが参考になると思います。

https://www.nikkenren.com/kenchiku/sustainable.html

省エネ設備とは

・太陽光パネル
・エネファーム
・HEMS
・家庭用蓄電池

各建築会社様によってもいろいろあるようなので数社調べたものをまとめてみました。

三井ホーム

高い断熱性能と高効率エアコンやLED照明等の省エネ設備を用いて一般的な住宅で使用するエネルギー量から削減。
さらに、太陽光発電やエネファームなどの創エネ設備を搭載することで、家庭で使う電気を生み出し、
エネルギー収支を0とする住まいがZEHです。

エネルギーを削減するということは、家計だけでなく、地球環境にもやさしいということ。
快適な家づくりが社会貢献にもつながる再生可能エネルギーの自家消費率や建物の長期利用の家の事です。

・太陽光パネル
・エネファーム
・HEMS
・家庭用蓄電池

ミサワホーム株式会社

■人に最適な自然環境に近づけて、効率的かつ心身とも快適にはたらくワーク空間
■将来的な搬送・介護ロボットの導入に対応するフルフラットのバリアフリー設計
■視覚と聴覚で空間を広げる「コネクテッドリビング」
■生活用品や医薬品などの受け取りを想定した移動式の「ドローンポート」
その他たくさんの項目がありましたがドローンポートはなかなか新鮮でかつ今後は必要になるのではと思いました。

そのほかにもたくさんのコンセプト住宅が検索できました。
自分に合った建設会社を探しサスティナブル住宅を造れたら良いのではとないでしょうか。
ご参考なれば幸いです。

リニュアル仲介、渡辺でした。

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