不動産取引ガイド

不動産の所有者が認知症になってしまったら?

特別養護老人ホームの入居者待ちや、老々介護の問題など、様々な分野で高齢化の問題がクローズアップされていますが、不動産取引にもやはり高齢化の影響が少なからずあります。

最も大きなポイントが、不動産所有者の高齢化です。

高齢化に伴って認知症を発症してしまうケースがあります。

不動産取引は「契約」ですので、売り手と買い手の「意思の合意」が必要になりますが、認知症等で「売る」という意思表示ができなくなってしまうと、契約を成立させることができません。

老人ホームなどに入所するためまとまった資金が必要なのに、持ち家を売却できない、というケースも良く聞きます。

ご本人が意思表示できなくなってしまった場合に利用できるのが、「成年後見人制度」です。

裁判所に申し立てて、本人の代わりに意思表示をする「後見人」を選んでもらうという手続きです。

後見人を選んでもらえれば、後見人が本人の代わりに契約を締結することができます。

ただし、本人がお住まいだった不動産を売却する場合などは、後見人が勝手に契約することはできません。本人にとって不動産の売却が必要な手続きなのか、裁判所の許可が必要になる場合もあります。

裁判所の許可が下りないケースや、許可を取得するのに時間がかかってしまうケースもあります。

———————————————–

「資産となる不動産を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.jp/semi/

———————————————–

シェアビジネスの中に見る不動産の『所有』と『シェア』の違いについて?!前のページ

物件探しより先にやることは?次のページ

ピックアップ記事

  1. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  2. 住宅購入と 生涯の資金計画
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    今更ですが、台風が発生した場合の備えはしっかりと。

    今回も火災保険の観点から、この時期よく発生する台風についてお話をさせて…

  2. お金・ローン・税金

    お金との上手な付き合い方?!住宅ローンの繰り上げ返済は相続の視点からは考え物?!

    「住宅ローンは手元にお金があるなら早く繰り上げ返済したほうがいい」とよ…

  3. お金・ローン・税金

    大手住宅メーカー10社 中古住宅でも無料で瑕疵(かし)保険を提供開始

    先日、日本経済新聞の記事で、 「積水ハウスなど大手住宅メーカー10社に…

  4. 不動産取引ガイド

    <住み替え情報>ダウンサイジングした不動産で家計の見直しが可能!

    シニア層で子どもの独立などをきっかけに住み替えを考える人は少なくありま…

  5. 不動産取引ガイド

    逃れられない税金と責任。売れない不動産の行く末とは?

    ここのところ、地方の山林や原野、別荘地のご売却のご相談をいただくことが…

  6. 不動産取引ガイド

    火災保険、見直ししていますか?

    住宅を購入した際に加入する火災保険ですが、更新時期などでちゃんと見直し…

  1. 不動産取引ガイド

    3Dプリンターの住宅
  2. 不動産取引ガイド

    登録利用者数が1万人を突破し、その後も増え続けている『SelFin(セルフィン)…
  3. 不動産取引ガイド

    中古を買ってフルリフォーム?!リフォーム前に把握しておきたい大切なこと!
  4. 不動産取引ガイド

    住宅購入時に必ず目を通す販売図面。
  5. 不動産取引ガイド

    不動産の所有者が認知症になってしまったら?
PAGE TOP