不動産取引ガイド

あなたの家の防犯は大丈夫ですか??

防犯対策、ご自身ではしっかりされていると思っていらっしゃる方も多いと思いますが、本当に大丈夫ですか?

今はコロナウイルスの影響で、マスクをしている人が多いので、警戒するにも怪しい人かの判断が難しいと思います。
日常からいつも以上に観察することが重要で、歩きスマホやイヤホンで周囲の音が聞こえないような状況ですと、ご自宅に入る時などの警戒心も薄くなってしまいますので、くれぐれも自分は大丈夫と思わずに警戒心を忘れずにしていただけたらと思います。

また、宅配便やデリバリーサービスを利用する方も増えたと思います。
宅配ボックスなどがある方はもちろん利用される方が良いですし、ドア前に置いておいてもらい後で受け取るなどの工夫も必要かと思います。
そうすると感染予防と防犯の両方に良いと思いますので、是非実践してみてください。

また、お子様だけが在宅中に狙った犯罪も増えているようです。
昔は居留守を使っていた方も多いかと思いますが、逆に家に誰も居ないとわかる狙われる可能性も高いので、お子様だけが在宅中も「お母さんは手が離せないので、後でまた来てほしい。」などの理由を付けて、大人が家にいる事をアピールし方が良いようです。

不動産の購入の場合、新築の場合は問題ないですが、中古の場合、鍵はご自身で取り換える事が大半です。
売主様が良い人だったから大丈夫、鍵は全て貰ったからといって大丈夫と思って安心せず、しっかりとご自身で鍵の交換を行っておいてください。

通常の鍵が1っの場合は2っ取付けるなど、念には念を入れることがお勧めです。
もちろんそれだけで完璧とは言えないですし、先程もお伝えしました通り常に警戒心をもって生活するとより良いと思います。

マンションの場合、エントランスはオートロックだったりすると安心しがちですが、その安心が気持ちの油断につながります。
マンションの総戸数が増えれば増えるほど、安心できるはずのスペースに多くの人が出入りする事になるので、その分警戒心を更に強くしなければなりません。

それじゃ日常生活に気が緩められないと思うかもしれませんが、警戒心を強く持つところと緩ませるところをしっかりと判断して、家族が安心して過ごせることが一番だと思います。
防犯対策、出来るところは事前に対策を練っておきましょう。
リニュアル仲介、前田でした。

2021年1月 フラット35金利のご案内前のページ

在宅勤務で変わる部屋次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  5. 土地価格の相場を知る方法

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    増え続ける「空き家」、処分費用も増えていく?!

    空き家が増え続けています。思い出の家をすぐ処分するのは難しいかもしれま…

  2. 不動産取引ガイド

    中古住宅取引におけるリフォーム費用の考え方

    中古住宅の取引を安全に進めるためには、リフォーム費用のうち特に改修費用…

  3. 不動産取引ガイド

    バーチャルリアリティの世界でリフォーム後のインテリアを見ることができます。

    今日から新年度が始まりスーツを着た初々しい姿が見られます。引越しや転居…

  4. 不動産取引ガイド

    住宅購入に失敗しやすい人の共通点

    住宅を購入すると決めたら、いい物件を購入したいものですが、不動産購入と…

  5. 不動産取引ガイド

    住生活基本法を知る!

    今回は、住生活基本法についてです。我が国の住宅政策としては、昭…

  1. 住宅の資産性

    平成30年地価が発表されました!
  2. リニュアル仲介通信

    性能を維持・保全しやすい住宅の工法とは?
  3. 不動産取引ガイド

    2022年7月度の不動産相場
  4. お金・ローン・税金

    意外にかかる!?不動産購入の意外な諸費用
  5. 不動産取引ガイド

    マンション区分所有者が「所在不明」?!不動産購入前には要チェック!
PAGE TOP