2022年4月度フラット35金利情報を更新しました。
2022年4月のフラット35金利は、20年以下が1.11%で前月から据え置き、21年以上が1.24%と前月から0.01%引き上げとなりました。
大手都市銀行の動向については、固定期間10年の最優遇金利について、三井住友信託銀行が0.15%の引き上げとなりましたが、その他4行は前月から据え置きとなりました。
長期金利の上昇傾向が続く中、支払う金利を確定できる安心感から固定型を検討する人が増えていることに対応し、固定型のニーズを取り込もうと、固定期間の違う商品で金利を据え置いたり引き下げたりする銀行も出てきています。
【フラット35 4月実行金利】
借入期間15年~20年 1.11%(前月±0.00%)
借入期間21年~35年 1.24%(前月+0.01%)
※上記金利には団信特約料が含まれておりません。
フラット35の制度変更が行われます
2022年度の予算が成立し、2022年4月よりフラット35の制度改正が行われます。
2022年度4月以降の制度変更事項
【フラット35】維持保全型がはじまります
2022年4月適合証明書交付分から、維持保全・維持管理に配慮した住宅や既存住宅の流通に資する住宅を取得する場合、【フラット35】の借入金利が当初5年間年0.25%引き下げとなります。
【フラット35】地域連携型(子育て支援)の金利引下げ期間が拡大されます
2022年4月資金実行分から、住宅金融支援機構と連携している地方公共団体の子育て支援のための補助事業の利用とあわせて、【フラット35】の借入金利が当初10年間年0.25%引き下げとなります。