不動産取引ガイド

家でのストレス

コロナ禍により家にいる事が増え、その後も自宅で過ごす事が増えた方も多いのではないでしょうか。
そんな中、住宅に関してストレスを感じる事もあるかと思います。
一般的に、どういった項目が住宅に関してのストレスとなっているのか調べてみました。

1.断熱性・気密性

住宅に高い水準の断熱性・気密性を持たせ、日射・通風など周辺環境を考えた設計、率のよい換気設備を導入することで、居室から廊下、水廻りに至るまで、すべての部屋の温度を一定で快適にします。

2.騒音

高い断熱性・気密性と、高い防音性はイコールの関係にあります。住宅が騒音の入らない静かな環境であれば、ストレス軽減はもちろん就寝時も安眠する事が可能です。

3.荷物の多さ

気が付くと物が増えている事が多くなってしまいますが、特に洋服などの衣類は捨てても捨てても減らないなんて事もあると思います。その他にも必要なものがあると簡単にネットで購入が出来るのでついつい買ってしまった結果荷物が増えてしまい、気が付いた時には荷物の多さにちょっとしたストレスとなってしまうかもしれません。

4.家事の負担

家時間が増えると家事負担も増えてくるかと思います。家事分担も大切ですが、家事をスムーズに行える動線を計画することが大切です。

5.光熱費の高さ

夏の暑さや冬の寒さに必須なエアコンはもちろん、日常で使う電気・ガス・水道は欠かせないものです。ですが、光熱費も高くなっており、家計を圧迫する要因ともいえます。

これはコロナ前でも住宅に関するストレスは変わらないはずですが、より自宅にいる時間が増えた事で特にストレスと感じる部分かと思います。

家の中の状況・周辺環境・ランニングコストなどとある程度ご自身で事前に確認出来る事もあるかもしれないので、そういった点もチェックしておいてください。
より住みやすい環境にいる事で、心も体も健康になっていくものですので、改善できるところは早めに改善していくと良いかと思います。

これから住宅購入される方は、お住まいになられた時のイメージを膨らませながらより良い物件を選定される事をおすすめします。
内見時だけではイメージがわきづらい事もありますが、中古物件の場合は売主様のもいらっしゃる時は住み心地などもお聞きしつつ、より購入後に快適に住めるように良い住宅を見つけていただけたらと思います。

木の家の特徴前のページ

地震リスクを少なくする家の買い方 土地(エリア)と建物性能は分けて判断する次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. 住宅購入と 生涯の資金計画
  4. 土地価格の相場を知る方法
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    子どもの人口が38年連続で減っている?!少子化と日本の不動産購入について

    〇こどもの日に合わせて総務省から最新データが発表されました。総務省…

  2. 不動産取引ガイド

    ハンコがいらなくなる!?新しい文房具のカタチ

    先日テレビでもやっていましたが、「スマート印鑑」というものをご存知でし…

  3. 不動産取引ガイド

    マンション希望者比率が過去最低!

    このような記事を見つけましたのでご紹介いたします。株式会社リクルー…

  4. 不動産取引ガイド

    床上浸水した時の対処法

    今年は冬にも関わらず温かい日が続き久々にスキーの計画も立てましたがゲレ…

  5. 不動産取引ガイド

    どの面積が正しいの?~マンションの床面積~

    不動産を購入する際の、良くある質問のひとつが「買ったマンションの面積は…

  6. 不動産取引ガイド

    大掃除のついででやっておきたいこと

    2024年も残すところあと僅かとなりました。年末に差し掛かり、大掃…

  1. 不動産取引ガイド

    住宅ローン減税にまつわる気の毒な話
  2. 不動産取引ガイド

    熊本地震から1年…地震対策はされてますか?
  3. 不動産取引ガイド

    家を買うタイミングはいつ?
  4. お金・ローン・税金

    大手住宅メーカー10社 中古住宅でも無料で瑕疵(かし)保険を提供開始
  5. 不動産取引ガイド

    アスベスト(石綿)含有の事前調査の義務化とその影響
PAGE TOP