不動産取引ガイド

リフォームした場合にも登記が必要?

一般的に、お住まいの売買や相続が発生した際には、登記の名義人を変更する登記が必要になります。

ただ、あまり知られていないのが、リフォーム工事などを行った場合にも登記が必要になるケースがあるということです。

不動産の登記簿には、所有者に関する情報の他に、土地や建物の面積や種類に関する事項を記載する欄があります。「登記事項の表題部」と呼ばれる部分です。

リフォーム工事を行った際に、増築や減築などで建物の面積が変わった、用途を居宅から店舗に変えた等、登記事項の表題部に変更があった場合には、登記の変更手続きが必要になります。

また、建物を取り壊した場合などにも、建物の滅失登記という手続きが必要になります。

このあまり知られていない登記手続きですが、実は手続きの期限も法律で設けられています。また、義務を怠った場合には過料の罰則もあるため注意が必要です。

一方、固定資産税については、増築をして建物面積が増えた場合には、手続きをしなくても税額がしっかりと増えているのでご安心(?)ください。

ご不明な点がありましたら、リニュアル仲介までご相談ください。

 

———————————————–

「資産となる不動産を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.jp/semi/

———————————————–

 

マイナス金利効果!住宅ローン借り換えが2.5倍以上になっています!前のページ

長期優良住宅化リフォーム推進事業など住宅取得支援制度をフル活用子供も楽しめる住空間をお得に実現次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    中古+リフォームの夢のある一戸建て購入

    中古住宅という単語は「汚い」「質が悪い」というマイナスイメージを持たれ…

  2. 不動産取引ガイド

    住宅購入 最初に理解すべきこと

    エージェントの中田です。私は、日頃皆様の住宅購入のお手伝いをしてい…

  3. 不動産取引ガイド

    耐震性をきちんと検討する

    2024年は1月に発生した能登半島地震や8月に発生した南海トラフの特別…

  4. 不動産取引ガイド

    「大規模」か「小規模」か?それも選択ポイントの一つ

    大規模のメリットは、充実した共用施設マンションの規模による区分けに…

  5. 不動産取引ガイド

    家を買って後悔した理由

    家を買うために調べていくといろいろ心配になる事があります。家を買っ…

  6. 不動産取引ガイド

    相続登記の抜け道!?

    全国で問題になっている空き家問題ですが、解消の妨げになっている要因の一…

  1. 不動産取引ガイド

    ネットで取れる「登記簿謄本」
  2. お金・ローン・税金

    住宅ローンは変動金利が人気
  3. 不動産取引ガイド

    マンションの敷地の権利~定期借地の場合~
  4. 不動産取引ガイド

    住宅購入時に知っておきたい不動産業界の課題について(不動産テックツールを活用しま…
  5. リノベーション

    住宅は性能が第一
PAGE TOP