不動産取引ガイド

出るか、お宝!?~埋蔵文化財包蔵地~

不動産取引の現場では、重要事項説明として関係法令についての説明があります。
そこで、重要事項説明で出てくる法令をいくつかご説明してみます。

まずは、「文化財保護法」です。

この法律は、文化財の保存やその活用について定めている法律ですが、不動産取引に影響のある規定が「埋蔵文化財包蔵地」です。
「埋蔵文化財包蔵地」とは、貝づか、古墳その他埋蔵文化財を包蔵する土地として周知されている土地を指します。

例えば東京都内の埋蔵文化財包蔵地は、東京都教育委員会が公表しています。

http://tokyo-iseki.jp/

この「埋蔵文化財包蔵地」で建築工事をする場合には、事前の届け出が必要となります。
また、実際に貝づかや住居跡などが発見された場合には、工事を中断して発掘調査をすることになります。

工期は遅れてしまいますし、発掘費用は原則、土地の所有者負担となります。

国からの補助金が出るケースもありますが、なかなか大変な作業となってしまいますね。

では、実際に「文化財」が発掘された場合はどうなるのでしょう?

法律では、所有者が不明の文化財が発掘された場合には、文化財は国庫に帰属します(国のものになる)が、「報奨金」として文化財の価格の2分の1が土地の所有者に支給されることになっています。

もし貴重なお宝が見つかったら、一攫千金も夢ではないかもしれませんよ!?

という夢物語はさておき、不動産取引における注意点を説明する場が、重要事項説明です。

次回は「景観法」について解説いたします。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/(ご利用は無料です)

■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

火災保険で家財に入っているからといって、全て保険の対象となるとは限りません。明記物件にはご注意を…前のページ

中古住宅のローン控除利用。物件選びの内見時から注意を向けましょう。≪マンション編≫次のページ

ピックアップ記事

  1. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. 土地価格の相場を知る方法
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    住宅性能表示制度とは

    家を購入する時は、安全性などの品質もチェックしたいものです。「住宅…

  2. 不動産取引ガイド

    快適なリビングの広さ

    家族が集まるリビングは、広々とした居心地のいい空間にしたいものです。…

  3. 不動産取引ガイド

    新型コロナウイルスの影響により、住宅・マンションの不動産価格はどこまで下落するのか?

    新型コロナウイルスの影響により、世界経済がかつてないレベルで毀損してし…

  4. 不動産取引ガイド

    マンション購入前に「大規模修繕」の予定期間を確認しましょう!

    マンション購入後は「大規模修繕」に備えた積立金を行います。一般的な大規…

  5. 不動産取引ガイド

    2018 年8月度の不動産相場

    公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)から、2018…

  6. 不動産取引ガイド

    隣地との関係にご注意を…!相隣関係の規定について。

    民法の相隣関係の規定は、近隣同士の権利調整などのため、土地や建物の所有…

  1. 不動産取引ガイド

    あなたのバッテリーは大丈夫ですか?
  2. 不動産取引ガイド

    観葉植物と赤ちゃん・ペット
  3. 不動産取引ガイド

    住宅を圧倒的に安く建築できる未来?
  4. 不動産取引ガイド

    不動産業界の新常態(ニューノーマル)を探る?!
  5. 不動産取引ガイド

    自宅売却、購入価格との差は平均923万円?!
PAGE TOP