不動産取引ガイド

中古住宅の性能評価が大きく変わる!住宅性能を測る「ものさし」とは?

2016年の住宅政策の目玉というと、中古住宅の住宅性能評価制度の見直しだと思います。

2000年にスタートした住宅性能評価制度は、その後の長期優良住宅制度との相乗効果で、新築では有効に活用されている制度です。
それまで感覚でしか判断できなかった「良い家」を一般の方でもわかりやすく判断できるようにした功績は大きいと思います。

この一般の方でもわかりやすく判断できる指標をここでは「ものさし」と表現します。

耐震等級とか省エネ等級とか目にされたことはあると思います。
住宅性能評価制度では各性能項目に対して最大4段階の等級で性能を示します。
等級1は現行基準相当、等級2は現行基準のおよそ1.2倍、等級3は1.5倍という目安になります。

一方、中古住宅はどうかというと、既存住宅版の性能評価制度は存在します。
しかし、制度の仕組みに少し問題があり、あまり活用されていないのが現状です。
家は建ってしまうと基本性能を担うパーツはほとんど隠れてしまうので、既に建っている住宅の見えない部分の評価が難しく、
中古住宅の性能評価制度では見えない部分評価しない、という厳しめの運用ルールな為、既存住宅であるという時点でほとんど評価できない状態になってしまうのです。

この中古住宅の性能評価制度が2016年に見直されます。
ある意味中古住宅こそ、一般の方でもわかりやすく判断できる「ものさし」が必要です。

制度の詳細はこれからの発表ですが、不動産広告に性能評価が記載されるような運用が実現すれば、今よりもっと中古住宅が買いやすくなると期待しています。

詳細がわかり次第戸建てリノベINFOでもご紹介いたしますので、これから家を買う方もちろん、既に家を持っている方も、中古住宅の性能評価制度に注目していただきたいと思います。

リニュアル仲介の稲瀬でした。

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