不動産取引ガイド

建物インスペクションってよく聞くけど、どういう事をしているのかご存じですか?

今更聞けなくて困っている方、ご一読ください。

中古住宅は、新築とは違って、維持管理や経年劣化の状況により、建物ごとに品質等に差があるが、その実態を購入希望者が見極めることは非常に困難です。
そこで、中古住宅の売買時やリフォーム時に住宅の現況を把握するために行われている検査をインスペクションと言います。

インスペクションには、一般に
①中古住宅の売買時の建物検査や住宅取得後の維持管理の定期的な点検等
②日常生活に生じている不具合を修繕する際に行われるもの(耐震診断等)
③リフォームの前後に住宅の劣化状況と瀬能を把握するために行われるもの
の3っがあります。

特に、中古住宅の売買時に行われるインスペクションについては、ニーズも高まっていることから、国土交通省では、消費者が中古住宅の取引時点の物件の状態・品質を把握できるようにするため、「既存住宅インスペクション・ガイドライン」をとりまとめています。

検査内容は、基礎や外壁等に生じているひび割れや欠陥等の状況から、構造の安全性や日常生活に支障があると考えられる劣化事象等の有無を、目視等を中心とした非破壊による調査によって報告するものです。そのため、建物の瑕疵の有無を判定したり、瑕疵がないことを保証するものではありません。また、現行法規の規定への違反の有無を判定するものでもありません。

検査対象の範囲は、基本的には、現場で足場を組むことなく、歩行などの通常の手段で移動できる範囲で、共同住宅の場合には、専有部分及び専用使用しているバルコニーから目視可能な範囲となります。
なお、共有部分は依頼主の意向等に応じて対象とすることも考えられるとされています。

確認する劣化事象等としては、
①構造耐力上の安全性に問題のある可能性が高いもの
②雨漏り・水濡れが発生している、または発生する可能性が高いもの
③設備配管に日常生活上支障のある劣化が生じているもの を基本としています。
具体的には、例えば床が6/1000以上傾斜していたり、コンクリートに幅0.5mm以上のひび割れが生じている場合には、構造耐力上の安全性に問題がある可能性が高いと判断されます。

リニュアル仲介前田でした。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)

 

■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

中古住宅がもっと身近に!「平成30年度税制改正要望(国土交通省)」前のページ

ルーフバルコニーのメリット・デメリット次のページ

ピックアップ記事

  1. 土地価格の相場を知る方法
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  5. 買ってはいけない物件を自分でチェック

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    墓地のとなりは買っていいのか?

    夏休み中、ご実家に帰省してお墓参りをされた方も多いのではないでしょうか…

  2. 不動産取引ガイド

    エアコンで部屋を冷やしながらの節電方法

    毎日の日課でどうしても外に出て仕事をしなければならなら日常と物価高騰の…

  3. 不動産取引ガイド

    「農地付き空き家・店舗付き空き家」の探し方

    平成30年4月から、「国土交通省 全国版空き家・空き地バンク」の本格運…

  4. 不動産取引ガイド

    日本のマンションの防火対策は安全?

    今年に入ってから都内のタワーマンションの火事がありましたが火元の部屋の…

  5. 不動産取引ガイド

    窓はここ10年で大きく進化

    窓はアルミサッシが70年代にかけて急増し、90年代に入り、住宅の断熱性…

  6. 不動産取引ガイド

    【住宅ローン減税7】築後年数要件戸建て編~木造・新耐震~

    戸建編の続きです。今回は新耐震の木造住宅を購入する際の判断基準や手…

  1. 不動産取引ガイド

    バブル崩壊後、土地に対する意識の変化で「迷子の土地」が増えている!
  2. お金・ローン・税金

    2023年6月 フラット35金利のご案内
  3. 不動産取引ガイド

    職場の地震倒壊リスクを確認!学校、よく行く商業施設、耐震性は大丈夫?
  4. 不動産取引ガイド

    老朽マンションのリノベーションをしやすくする要件緩和をご存知ですか?
  5. 不動産取引ガイド

    驚きの地裁判決!相続税における路線価評価の否定とは?
PAGE TOP