不動産取引ガイド

タワーマンションに向いている人・向いていない人⁉

昨今、高層タワーマンションに憧れる人は少なくありません。しかし、記憶に新しい去年の台風19号の影響で、人気の武蔵小杉のタワーマンションが浸水被害にあい、地価の機械室も水をかぶり電気系統がダウン(停電)したことにより、エレベーターやトイレが使えない等大打撃を受けました。

タワーマンションを購入する場合は、騒音トラブルなどのデメリットが多いことも事実です。ステータスに囚われてしまったあまりに、人生最大の買い物で「損」をしてしまわないよう、事前の情報収集は必須といえます。

【タワーマンションを選ぶメリット(向いている人)】

●高層階からの見晴らしの良い眺望や夜景が毎日堪能できる。

階数にして20階建てを超えてくると、高さ60m以上にもなり、その高さからの眺望は、一般のマンションでは味わえない開放感が出てきます。

●充実した共有施設を満喫できる

マンションによっては、マンション内にジムやプール、シアタールームやキッズルーム等を設置しているマンションもあります。商業一体型のタワーマンションになると、下の会がコンビニや、スーパー、クリニック、託児所等もあったりします。

●住んでいる場所にステータスを感じたい人

タワーマンションは割と利便性のよい都心部に多く、立地もよい物件が多いです。
エントランスが広くて華やか、一般のマンションにはない、開放感や高級感を味わうことが出来ます。

●土地評価額が低くなり、税制面で有利な場合もある

マンションの固定資産税は、マンション敷地全体の価値を戸数(専有面積)で割って計算したものが各家庭が支払う税金の金額です。つまり、戸数が多いほど一戸あたりの税金は安くります。同じ土地評価額の場合、一般的なマンションよりもタワマンのほうが固定資産税は安くなります。

【タワーマンションを選ぶデメリット(向いていない人)】

●エレベーターの待ち時間が我慢できない人

他の階から乗り込んでくる人がいるたびにエレベーターが止まるので、通常のマンションよりエレベーターに時間がかかりやすい

●豪華な共有施設に魅力を感じない人

●災害時の「マンション難民」になるのを避けたい人

地震等の災害が起こった時に、エレベーターが止まり、階段で長い距離を上がり下りしなければならない可能性がある

●月々のランニングの費用かさむのが嫌な人

修繕積立金や管理費が一般のマンションよりかさむ為、将来のランニングも高くなる可能性あります。代表的なものは共有設備の老朽化とそれに伴う修繕費の負担です。タワーマンションにふさわしいプールやジムであるための維持費用は相当な額になるはずです。そうやってコストをかけてメンテナンスをしていても、いつかは大掛かりな改修が必要になります。その時の費用がはたして十分に準備されているか。
ただでさえ高いと言われるタワーマンションの管理費・修繕積立金ですが、こうした状況から築年数の経過とともに値上がりする可能性は高い、というのが通説です。

タワーマンションに住む場合のメリット・デメリットについて説明しました。ひとくくりにタワーマンションといっても、立地や階数、共用施設に応じて得られるメリットは様々です。
その他の事もいろいろ考えられますが、総じて大規模マンションの場合は通常より多くの戸数を売らなければなりませんから、その分、商品をできるだけ魅力的に見せなければなりません。そのため、他にない共用施設を売りにこんなに素敵です!と売り込んできます。
実際すごく素敵な施設もたくさんあります。
自分のご家庭の価値観に合う合わない、なくても生活に支障のない共用施設等もありますから、様々な角度から冷静に検討するようにしましょう!

以上、エージェント中田でした!

【住宅ローン減税4】築後年数要件マンション編前のページ

内見時にチェックするところ!次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. 住宅購入は不安でいっぱい

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    「謄本」「抄本」その違い、ご存じですか?

    不動産購入等の手続きの際に必要となる書類に、登記簿「謄本」や戸籍「抄本…

  2. 不動産取引ガイド

    不動産仲介業者の物件「囲い込み」をご存知ですか?

    2025年から不動産業界の「囲い込み」が処分対象となると、国土交通省が…

  3. 不動産取引ガイド

    2017 年11月度の不動産相場

    公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)から、2017…

  4. 不動産取引ガイド

    耐震改修済み物件はお得なのか

    中古物件を検討する際にどうしても気になる「耐震性」。築年数が古い物…

  5. 不動産取引ガイド

    ライフプランに合ったキッチンプラン

    主婦として使いやすいキッチンには憧れがあります。料理が作りやすい動…

  6. 不動産取引ガイド

    2024年の住宅市場:価格動向から見る賢い不動産選び

    こんにちは、不動産エージェントの中田です。今回は、2024年の住宅…

  1. 不動産取引ガイド

    地震保険の加入率35% 火災保険+αの備えについて
  2. デザイン

    古屋が持つ重厚感。 新築にはない既存住宅ならではの味わいを活かす。
  3. 不動産取引ガイド

    65歳になったら知っておきたい3つの価格
  4. 不動産取引ガイド

    売る時に価格が下がりやすい物件とは?(自主管理のマンション編)
  5. 不動産取引ガイド

    住宅購入 最初に理解すべきこと
PAGE TOP