不動産取引ガイド

内見時にチェックするところ!

戸建ての内見の際、どこを見ますか?
一般的には販売図面を見ながら間取りや現状の状況、室内の高さなどを気にしてチェックすると思います。
建築士に建物の劣化調査や耐震診断を依頼すると下記の場所を確認致します。

外観チェック

・基礎のコンクリート部分にひび割れが無いかを確認。

・外壁にひび割れ、欠損、浮きがないか確認。外壁にひび割れある場合雨水の侵入の恐れあり壁内部の調査が必要になります。

・バルコニーの支持部材又は床のぐらつきやひび割れ

室内チェック

・土台、床組のひび割れや劣化

・床の劣化や傾斜

・柱及び梁のひび割れや傾斜、劣化

・内壁のひび割れ、欠損、傾斜、雨漏り

・天井、小屋組のひび割れ、劣化、欠損

・蟻害、腐朽、腐食の調査

いかがでしょうか、建築士は家の健康診断のように細かくチェックします。

中古の木造住宅の場合上記の調査結果で劣化ありと診断されたとしても改修工事や耐震改修工事をおこなえば新築同様になります。
また、築年が20年を超えていても建築士事務所に所属している建築士の方に耐震診断を依頼し耐震改修工事を行えば、耐震基準適合証明書を発行してもらい住宅ローン減税も受けられるようになります。
※住宅ローン減税を受けるには他にも要件がございます。詳しくは下記を参考にしてください。

http://www.rchukai.jp/contents/contents_f_tekigou_index.htm

リニュアル仲介ではお客様のご依頼で既存住宅状況調査技術者によるインスペクション(有償)を承っております。
中古住宅を安心して購入して頂けるようお手伝いをさせて頂きますますので、お気軽に、お問い合せください。

リニュアル仲介、渡辺でした。

タワーマンションに向いている人・向いていない人⁉前のページ

【住宅ローン減税5】築後年数要件戸建て編~導入~次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  3. 土地価格の相場を知る方法
  4. 住宅購入は不安でいっぱい
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    駅近一等地の物件なら…

    宮益坂を登ってすぐ、ヒカリエの真横に位置する日本最古の分譲マンションが…

  2. 不動産取引ガイド

    主要都市の地価は89%の地区で上昇基調

    国土交通省の「主要都市の高度利用地地価動向報告(地価LOOKレポート)…

  3. 不動産取引ガイド

    家を買うなら知っておきたい「品確法」のポイント!

    品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)が施行されたのは2000年…

  4. 不動産取引ガイド

    売買契約の際の登記ってなぜ必要なのかご存知ですか?

    売買契約が無事に終了し、代金の授受が終わると、買主の土地所有権を保全す…

  5. 不動産取引ガイド

    マンション建て替えしやすく 所有者合意2/3に変更される予定です!

    昨年の12月27日(日)の日本経済新聞の朝刊にも出ていましたが、国土交…

  6. 不動産取引ガイド

    戸建住宅購入時に気を付けたい『境界』について(2)

    前回は「境界」についての解説を行わせていただきました。今回は、専門家に…

  1. 不動産取引ガイド

    確定申告 新築住宅購入の際の住宅借入金等特別控除(住宅ローン減税)
  2. 不動産取引ガイド

    自然災害時の備え
  3. 不動産取引ガイド

    「建物のオバケ」が見つかった?
  4. お金・ローン・税金

    二重ローン問題 債務免除減額の手続きについて
  5. 不動産取引ガイド

    家を買う際の「法的なリスク」とは?
PAGE TOP