コロナ禍で地方移住する人が増えていると思いますが、メリット・デメリットはしっかりと把握されてますでしょうか?
つい3年前までは都心や都市圏内に生活拠点をおき、オフィスへ出勤というのが当たり前でしたが、現在テレワークやリモートワークが増えた事により地方へ生活拠点を移したという話をよく聞きます。
実際に、2021年に内閣府が発表した「第4回新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」を見てみると、東京圏に住む20代の44.9%が地方移住に関心が高くなったとの結果が出ております。
実際に地方移住するにあたってメリットとデメリットをしっかりと把握しておかないと、引っ越ししてみて「こんなんじゃなかった!」ということになってしまう可能性もあるので、両方について少し挙げてみたいと思います。
【メリット】
・生活のコスト削減
居住費はもちろんですが、食費なども都心に比べて安いものもあるので全体的にコストが削減でき魅力的です。
・満員電車や渋滞からの解放
都心に居住していると、通勤通学時の満員電車や車でも渋滞にはまる事も多いかと思います。地方でしたら満員電車や渋滞という事から解放された生活が可能となるかと思います。
・自然に囲まれた生活ができる
最近では公園を設置するなど都心でも緑を楽しむことが出来るようにはなってきましたが、自然に触れ合う事が出来るのが地方の特権ではないでしょうか。
子育ても自然に触れ、のびのびとした子育てが可能となるかと思います。
・移住者支援を受けられる
市町村によって異なりますが、土地や建物を無償で譲渡されたり、お子様がいらっしゃる場合は商品券のプレゼントや、交通費補助など色んな支援制度があります。
【デメリット】
・交通機関が不便
山手線の場合は3分間隔で次の電車が来るので、目の前で電車が行ってしまった場合でもすぐ電車は来ますが、地方では次の電車が来るのに何分も待たなければならないので、都心に比べると不便を感じてしますかもしれません。
・飲食店や商店が少ない
飲食店の量は都心に比べてかなり少ないところもあるかと思います。外食を多くされる方にとっては自炊などでの生活は慣れるまで大変かもしれません。
・医療機関が少ない
医療機関の数は少ないエリアもあるので、事前に調べておく必要があるかと思います。
・子供への教育の選択肢が少ない
都心に比べると何かと教育への選択肢が減ってしまうかと思います。
・地域での付き合いに馴染むのに時間がかかる
友人や知人のいないエリアに移り住むと、慣れるのには時間がかかってしまうかと思います。
良い部分だけを見て移住を検討されると住んでみて後悔することが出てきてしまうので、移住を検討される方は事前に下調べをする事をお勧めします。
リニュアル仲介の前田でした。