不動産取引ガイド

15年後あなたの住む街は存在する?

見出しでこのような衝撃的な見出しの街がある記事を見つけましたのでご紹介します。
人口減少が加速する中、あなたの住む街は15年後、30年後には残っているでしょうか?の問いかけに、現に私が住んでいるところも商店街は閉まり15年後、30年後は大丈夫なのか心配になります。
記事で紹介されていたのは50年前に岡山の郊外に造成された「ニュータウン」山陽団地は、スーパーがなくなり空き家も増え、今まさに存続か廃墟になってしまうかの岐路に立たされているとの事です。

決して他人事ではない、今後「消える街」「生き残る街」とは?

■増え続ける  主を亡くしたマイホーム

遺品整理業者のお話だと今年だけで山陽団地、主を失った一軒家、その遺品整理の現場は今回で5件目だという事で、空き家になってくるところが多くなっているそうです。

■かつて「人口増加の受け皿」として開発されたニュータウン

岡山県赤磐市の山陽団地は、高度経済成長期の真っ只中に「増え続ける人口の受け皿に」と、岡山市中心部から13キロ離れた郊外に造られました。
造成当時、人気を博したニュータウンも、50年経った今は85軒もの空き家があります。
高齢化率は47.7%ともはや限界集落の水準に近づいてきています。
このような現象は全国各地に広がっていて、いま「オールドニュータウン」「限界ニュータウン」とも呼ばれているようです。
このようなニュータウンからオールドタウンに変貌した街が各地にあるようです。
住む人が減少すればいままで賑わっていた施設も閉鎖してしまいます。
現に今住んでいる街もかなり変わり道路の拡張工事が進み旧道にあった有名電気店やスーパーなどが閉鎖して取り壊されて目まぐるしく変貌しています。
これから住む場所を探す際には街が衰退しないかも気を付けなくてはなりません。
気になる市町村がある場合は、まずは市町村ホームページを見に行って頂きたいと思います。
そして「まちづくり」と検索するとまちづくり概要や都市計画図などが見ることができますので今後どのように整備されるのかがわかると思います。
リニュアル仲介ではお客様のお住まいの探しのリクエストを伺いながらライフスタイルに合ったお住まい探しを一緒に考えお探しいたします。
また、マイホームの価値が落ちないようにエージェントよりアドバイスをさせて頂きます。
気になる物件がありましたら、まずはご相談いただければと思います。
リニュアル仲介 渡辺

不動産購入前の準備として、インフレに備える家計の見直し!前のページ

人口減・家余りの行き先は?次のページ

ピックアップ記事

  1. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    誰でもわかる!木造住宅の耐震診断 ~必要耐力その他~

    誰でもわかるシリーズです。必要耐力の割増要素についてご説明いたします。…

  2. 不動産取引ガイド

    住宅購入は不安でいっぱい

    9月9日の読売新聞で「金融緩和「静かな出口」探る、賃上げ見極めは「年末…

  3. 不動産取引ガイド

    「木造瓦葺」と「木造かわらぶき」の違い

    不動産の登記記録(登記簿)を見ていた際に、ある建物は「構造:木造瓦葺」…

  4. 不動産取引ガイド

    建物調査のデメリット

    不動産売買に際して行う建物の調査のことを、「建物状況調査(インスペクシ…

  5. 不動産取引ガイド

    阪神淡路大震災以後の木造住宅の改正

    今年の元旦、能登半島地震の被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。…

  6. 不動産取引ガイド

    新たな線引きで変わる、あなたの家の資産価値!?

    先日、こんなニュースがありました。『豪雨災害「最悪」を想定 国…

  1. 不動産取引ガイド

    不動産仲介業者の選び方?!サービスの違いに目を向けましょう!
  2. 不動産取引ガイド

    中古住宅購入の経験者・予定者が「建物検査(インスペクション)」で重視した項目は?…
  3. 不動産取引ガイド

    ローン事前審査では、既存の借入を正確に記入しておきましょう
  4. お金・ローン・税金

    住宅ローンの新規契約で、マイナンバーが使えるようになる?!
  5. 不動産取引ガイド

    相続時のマンション評価の見直し!「路線価」or「時価」の最高裁判決結果!
PAGE TOP