お金・ローン・税金

平成27年6月「金利が低い時」が住宅の「買い時」です

家と一緒に「住宅ローンも買う」という感覚が大切

「今は住宅の買い時か?」このようなキャッチコピーの雑誌を良く目にしますが多くの人にとって住宅の買い時はいつなのでしょうか。答えは明確です。「金利が低い時」です。理由は多くの人が住宅ローンを利用するからです。ライフイベントも大切ですが、金利動向も把握しながら購入時期を決定することも、良い買い物をするポイントです。
仮に4000万円の戸建てを購入したとします。フラット35で35年間のローンを組む場合、平成27年6月のフラット35の最低金利は1.54%ですので、月々の返済額は12.3万円です。月々の返済だけを見て今の家賃と比較する方がいらっしゃるのですが、これは大きな間違いです。この例の場合、元金は4000万円ですが、利息はトータルで1,177万円で、総返済額は5,177万円のローン契約になるのです。住宅だけでなく「住宅ローンも一緒に買う」、この感覚が大切です。

201506通信1.

未曾有の低金利時代

フラット35をはじめとして、住宅ローンの金利は10年国債金利と連動しています。右表は昭和49年からの10年国債金利の推移を表したものですが、ここ数年が「異次元」と称されるほどの低金利であることが明らかです。
金利の動向はその時の経済状況に影響を受けますので、今後どのように推移していくかを予測することは困難です。この低金利が更に数十年と続く可能性は誰も否定できません。しかし、大切なことは、金利は上がる余地は多分にある反面、これ以上下がる余地がない、ということです。
仮に低金利が数十年と続いたところで、今家を買っても「損をする」ことにはなりませんが、数年後に金利が上昇した場合、購入時期を見誤ると「あの時買っておけばよかった」と後悔する事態になりかねません。

201506通信2

1%の金利の違いで676万円も支払総額が変わります!

右表は2008年4月からのフラット35最低金利の推移を表したものです。(21年以上借入の場合)フラット史上最低金利は2015年2月の1.37%でした。
今からたった6年前、2009年6月の金利は2.99%でした。今月の金利と比べると1.45%も違います。前述と同じ条件で4000万円のローンを組むとすると、月々の返済額は15.4万円、金利負担は2,456万円にもなり、物件代金は同じなのに月々の返済額は3万円も増え、トータルで約1,300万円の金利負担増となります。
3,000万円・35年ローンで金利が1%と違うと返済額が676万円も違います。と言われます。金利の動向が住宅購入に大きな影響を及ぼすことをご理解ください。良い物件との出会いがあるかどうかという要素があるので、今が家の買い時とは一概に言えないのですが、昨今の金利動向を見る限り、少なくとも「住宅ローンは今が買い時」と間違いなく言えるでしょう。

201506通信3


 

PDFファイルダウンロード

 


築25年の木造住宅を耐震の技術で間取りの再構築気持ち良い大空間を実現前のページ

一般的な住宅の居室に主に使われる床材の種類の基礎知識次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. お金・ローン・税金

    2023年7月 フラット35金利のご案内

    2023年7月のフラット35金利は、20年以下が1.10%、21年以上…

  2. リニュアル仲介通信

    いよいよ始まる安心R住宅

    国土交通省による「安心R住宅」という新しい制度が始まります。12月…

  3. リニュアル仲介通信

    資産価値が目減りしない住宅購入とは?

    ~平均923万円の資産を毀損している!?~住宅の資産価値といっ…

  4. お金・ローン・税金

    不動産取引が変わる!365日24時間取引が可能に!

    以前の記事で、年末年始も不動産取引ができるようになる、とありましたが、…

  5. リニュアル仲介通信

    修繕積立金が不足しているマンション

    マンションを検討する上で気になるのが管理費と修繕積立金です。住宅ローン…

  6. お金・ローン・税金

    住宅ローン控除を理解しておきましょう。

    住宅借入金等特別控除とは、居住者が住宅ローン等を利用してマイホームを取…

  1. 不動産取引ガイド

    〇〇テックの活用で、不動産相場価格が把握できるようになってきました。
  2. 不動産取引ガイド

    「マンションは管理を買え」って聞いた事ありませんか?!今後、マンション管理の認定…
  3. マンション

    マンションの「修繕積立金の額目安は?」
  4. 不動産取引ガイド

    首都圏直下地震
  5. 不動産取引ガイド

    住宅ローン減税が2024年1月より厳格化される?!新築物件の2割弱が適用外予想!…
PAGE TOP