不動産取引ガイド

「築年数によってどれくらいのリフォーム費用が掛かるの?!」

「築年数によってどれくらいのリフォーム費用が掛かるの?!」

 

先月、リニュアル仲介加盟店のお客様で、消費者セミナーに参加していただいた方に動きがありました。お客様自ら物件を探し出し、内覧につながったのですが、内覧をしたところ築25年の物件の割には劣化状況がひどく、専門家のインスペクションを受ける事になりました。リニュアル仲介サービスでは「建築士の建物インスペクションは2物件まで無料」で受けられますので、その調査を実施しました。しかし、予想よりもはるかに高いリフォームになる事が判明、その他リフォームにも夢が広がり、リフォーム予算も大幅に超えてしまいました。残念ながらその物件の購入は見送る事になりました。しかし、今回のやり取りで信頼関係の構築にはつながり、次回の物件で決まる予定です。

 

ちなみに一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会発表データで「住宅リフォーム実態調査 報告書」が出されています。

http://www.j-reform.com/publish/pdf/jitsurei-H26.pdf

 

■ 若い世代に、中古住宅を買ってリフォームする人が増えている!

リフォームを行った住宅の取得方法は若年層では、中古住宅購入が多いのが特徴です。中古住宅購入の場合は、戸建て、マンションともに入居前後のリフォーム(リフォーム実施までの居住期間0年)が約半数となっており、中古流通に際してのリフォームニーズが高まっているようです。

 

■ 戸建て住宅は築30年以上で大規模リフォームになる傾向があり、マンションは 築年数の経過と金額の関連性は低いようです!

 

少し膨大な報告書ではありますが、ぜひ、今後の参考にお役立てください。

 

法人営業部 犬木より

意外にかかる!?不動産購入の意外な諸費用前のページ

【当社をご利用頂きました お客様の声】次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 立地適正化計画をご存知ですか?
  3. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  4. 住宅購入は不安でいっぱい
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    「ペアローン」で住宅ローンを組む方が増えています!リスクも増えている・・・

    ご夫婦で協力して住宅ローンを借りる「ペアローン」が拡大しているようです…

  2. 不動産取引ガイド

    不動産の4つの価格 その4 「実勢価格」

    前回は、不動産の4つの価格のうち、「路線価」についてお話ししました。…

  3. 不動産取引ガイド

    耐震改修工事の補助金が使えない時期がある?!

    多くの自治体で耐震診断・耐震改修工事に対する補助制度が設けられています…

  4. 不動産取引ガイド

    住宅ローン減税が2024年1月より厳格化される?!新築物件の2割弱が適用外予想!

    一定の省エネ基準を満たさない新築住宅が2024年1月から住宅ローン減税…

  5. 不動産取引ガイド

    「買いたいけれど、物件がない」を解消する方法は?

    ここ最近、お住い探しのお悩みに「探しているけれど、物件がない」というご…

  6. 不動産取引ガイド

    住宅ローンの安心材料「団信」について

    住宅ローンを組まれて、不動産購入をされる方は、もしもの時の安心となる団…

  1. 不動産取引ガイド

    家の作りやうは、夏をむねとすべし
  2. 不動産取引ガイド

    IT重説が仮スタート!不動産取引のIT化は加速するのか?
  3. 不動産取引ガイド

    家づくりサポートシート(リビング・ダイニング・キッチン編)
  4. 不動産取引ガイド

    「建物状況調査(インスペクション)」の担い手となるための資格取得講習会 6月26…
  5. お金・ローン・税金

    不動産のタックス・ヘイヴンをご存知ですか?!そもそも不動産(住宅)は消費増税前に…
PAGE TOP