台東区にあります国立西洋美術館がユネスコの諮問機関イコモスが世界文化遺産への登録がふさわしい旨の勧告をしたと報道されていますが、国立西洋美術館を設計したのはル・コルビュジエというフランスの建築家で日本で唯一設計した建築作品です。
ル・コルビュジエという建築家は、主にフランスで活躍しフランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと並んで「近代建築の三大巨匠」として知られています。
フランスの建築というとルーヴル美術館など極めて装飾的な建築を思い浮かべるかもしれませんがコルビュジエの建築はそういったいわゆる伝統的なフランス建築とは正反対の建築作品になります。
代表的な作品はサヴォワ邸、ロンシャンの礼拝堂などがあります。又、ソファーのデザインもしていてよくドラマのセットの中でも見かけます。私の好きな建築家のひとりです。
国立西洋美術館は美術館にはめずらしく自然光が取り入れられるギャラリーがあるらしいのですが光の入り角度がスロープから観覧する視線の位置でいろいろな表現をしているときいて、作品だけではなく作品の配置、建物の形状や光など感じなら是非美術館に足を運んでみたいと思います。
住宅購入時のときも平面図だけではなく光の入り方、風の流れ、回りの音などもきに気にしながら探されると過ごしやすい家がみつけられるのではないでしょうか。
リニュアル仲介、渡辺でした。
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