不動産取引ガイド

帰任に備えた海外赴任者 日本の家探し 5 【事前準備~売買契約締結 編 3/9】

「海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し」シリーズ。今回は、実際に物件を見に行く「内見・外観チェック」をご説明したいと思います。内見時に見るべきポイント等、イメージしてみましょう。

■STEP 3 「内見・外観チェック」
【一般的なスケジュール】「『STEP 2』の後に内見」を2~3回繰り返し
【最短スケジュール】1日×1回

1. 内見・外観チェック
内見をすると、1物件あたり30分くらいは時間がかかります。短時間で多くの物件を比較するには、ある程度、内見の優先順位に濃淡をつける必要があります。『STEP 2 』で、特にイレギュラー要素もなく、候補になりそうなものを内見予約し(例えば5物件)、その他、例えば売主に外出予定があってこちらの希望する日時で内見できないものや、『STEP 2』を踏まえて、内見すべきか否か判断がつかないようなもの、「売地 古家あり」のように、建物情報が殆ど分からないようなものは、外観だけを見に行くという方法をとると、一日でも、多くの物件をみることができます。その物件が気に入るかどうかは、たてもの自体が気に入るかどうかも要素としてはあるのですが、周辺の環境が非常に大きな影響を与えています。「飲み屋街が近くて嫌」とか、「周りに古いアパートが沢山あってちょっと怖いかも」など、物件の中を見るまでもなく除外できてしまうような物件が多くあるのです。外観チェックをして、“見た目は汚いけど、リフォームすれば許容範囲かもしれない”というようなものは、後日改めて内見するという方法をとります。一時帰国の場合、「後日改めて」ということが難しい可能性もありますので、多少見られない物件があったとしても、内見できた物件のなかで購入を決断しなくてはいけないかもしれません。他のお客様も共通のことですが、予算に限りがあるなかで、全部の希望条件を満たす物件は、普通はありませんので、希望条件に優先順位をつけ、70点くらいとれていれば、購入するという感覚が実態に近いかもしれません。

2. 内見時に見るべきところ
内見時の注意点については、この「戸建リノベINFO」で何度か私が投稿していますので、詳細はそちらをご覧になってみてください。

「戸建リノベINFO 本部エージェント現場レポート」

実際に中古物件を見に行ったとき、あなたなら何処をチェックしていきますか?多くのお客様は、壁紙、キッチン、お風呂などのパッと見の綺麗、汚い、で一喜一憂してしまいがちですが、それではいけません。
では、どの部分チェックすることが重要なのでしょう?前述のキッチンやお風呂のような設備や、フローリングやクロスの汚れ・キズ、その他、部屋の広さや陽当り、周辺環境など、住宅購入をするに際しては、様々な判断材料があります。これらの内、家自体の広さ、陽当り、周辺環境はリフォームではどうしようもできない項目ですから、とても重要です(その他の重要ポイントは後述)。逆に、それ以外のところは不満があればリフォームしてしまえば、新築同様ピカピカになりますから、然して重要度では高くない項目です。これらのリフォームが必要か否かは人それぞれで、「3年前にリフォームしたお風呂でも、他人が使ったものは嫌」という方もいれば、「古くても使えるならハウスクリーニングするだけで十分」という方もいらっしゃいます。要は主観的に判断してしまって構わない部分だということです。さて、上記のその他の重要ポイントとは、簡単に言えば性能に係わる部分です。内見時では性能自体は測定できませんが、性能に関わる問題がありそうかどうかについてはチェックすることができます。具体的に言えば、雨漏り跡や木部の不朽、外壁や基礎の劣化といったものです。これらのことは、なかなか一般の方には難しいところですので、エージェントがチェックしていきます。内見の時は、お客様は主観的に判断できる部分をチェック、エージェントは性能に関わることや将来の資産性に悪影響を及ぼす要素がないかのチェック、というような分業体制で見ていくと、正確に物件を評価できるようになります。
※詳しくは、上記リンクの現場レポートをご覧ください。

リニュアル仲介ではこのようなことについても適切にアドバイスさせて頂きながら、お客様のお住まい探しをお手伝いしております。住宅購入を検討の方は是非ご相談下さい。
リニュアル仲介本部パイロット店 エージェント石川でした。

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