以前、年末年始は金融機関や登記所の休日の関係で不動産取引ができない、というご説明をしました。
https://smile.re-agent.info/blog/?p=5325
また、銀行の24時間対応化の流れもご説明しましたが、ここに新たな動きがあるようです。
それが、不動産取引のブロックチェーンシステムの採用です。
ブロックチェーンとはオンライン上の取引技術のことを指しますが、ビットコイン等の仮想通貨の取引にも用いられている技術です。
ブロックチェーン技術を利用できると、24時間常に取引が可能となり、また取引コストの削減や、情報の信頼性の向上などのメリットがあると言われています。
まだ具体的な取引手法が確立されているわけではありませんが、今後技術の向上や、取引手法の普及により、不動産取引の実情も様変わりしていくかもしれません。
今ですと、平日の午前中に仕事を休んで、あれやこれやの書類に記入して資金の振込を1時間以上待つ、というのが不動産取引の実情ですが、これが時間を問わず、自宅や職場のパソコンで完結、という時代がくるかもしれません。
取引自体が効率化すれば、さらに取引自体も活発になることも考えられます。
色々なことが目まぐるしく変化していく時代ですが、そこに取り残されず、柔軟に対応していきたいですね。
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