中古戸建ての購入を検討されている方には、かなりの朗報です!
本日は、住宅金融支援機構の住宅ローン「フラット35」の技術基準改定についてお話しをしたいと思います。フラット35は通常の住宅ローンと違い、取得予定の物件が所定の技術基準を満たした住宅でないと融資をしてくれません。その技術基準が4月1日から緩和されました。
中古戸建住宅のフラット35技術基準では、基礎の“高さ”や“換気孔の量”の規定があります。技術基準で定められた他の部分については、リフォームで基準に合うように是正することも可能なのですが、基礎高や換気孔については、リフォームではどうしようもない部分(※)の為、この基準に適合しない物件は、即ちフラット35が使えない物件として検討しなければいけません。換気孔の量には、「4m以下ごとの間隔」で「有効面積300㎠以上」という規定があります。特に「4m以下ごとの間隔」というのところのNG率が非常に高く、「殆どの箇所が4m以下の間隔で換気孔が設置されているのに、“一カ所だけ4m30㎝(涙)”でNG」ということが度々おこります。
今回の改定では、この間隔に関する規定が緩和され添付画像の赤枠のようになりました。マニアックな話ですが、私にとっては待望といっても過言ではないほど、嬉しい出来事でした。
ちなみに、今月のフラット35の金利は35年固定でも1.54%!!猛烈な低金利です。活用しない手はありません。
※技術的には可能なのですが、費用対効果で考えると合理的ではないでしょう。
◆フラット35『住宅技術基準実施細則』
http://www.flat35.com/files/100012273.pdf
⇒50ページ及び58ページ目が今回添付した画像の箇所です。
理的ではないでしょう。
◆フラット35『住宅技術基準実施細則』
http://www.flat35.com/files/100012273.pdf
⇒50ページ及び58ページ目が今回添付した画像の箇所です。
リニュアル仲介本部パイロット店 石川でした。