不動産取引ガイド

土地の登記された面積についての表示

先日、金融機関の方から質問がありました。

登記簿に記載された土地の面積について、小数点以下の記載がない土地があるのは間違いではないのですか、という問い合わせがありました。

普段はあまり気にならないところかもしれませんが、金融機関が土地の評価を出す際に大きな要素となる可能性があります。

面積の表記

土地の面積の表記には、不動産登記法にその規定があります。

一般的な地目である「宅地」の登記簿には、小数点以下第2位までが表記されます。

一方で、「雑種地」、「公衆用道路」、「田」、「畑」などの地目の土地については、小数点以下は表記されません。

例えば、宅地の面積が100㎡ピッタリだった場合にも「100.00㎡」と記載されます。

これが公衆用道路などの場合には、実測面積が58.84㎡だったとしても、登記記録の表記は「58㎡」という記載になります。

金融機関の土地評価

金融機関で住宅ローンなどの融資を受ける場合には、土地も地目の変更登記を求められる場合があります。

現況は宅地なのに、登記地目が雑種地になっているため、実際の登記面積が少なく評価されてしまうことがあります。

最大0.9㎡程度の誤差ですが、これが2筆になると1.8㎡くらいになります。

50万円/㎡の土地の場合だと、土地評価が100万円近く変わってしまいます。

普段はあまり気にならないポイントかもしれませんが、実はこうした点が大きな違いとなって表れてくる場合もあります。

こうした知識が常に必要となるわけではありませんが、不動産購入の際にはアドバイスをしながらサポートしてもらえるエージェントとの共同作業が必要になるかと思います。

ご不明な点は、お気軽にご相談ください。

健康に過ごすには住宅選びも重要?!前のページ

契約時に払う『手付金』とは何か? 何に注意をすればよいか?次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    15年後あなたの住む街は存在する?

    見出しでこのような衝撃的な見出しの街がある記事を見つけましたのでご紹介…

  2. 不動産取引ガイド

    住宅ローン|銀行、保証会社、不動産業者の関係

    銀行ローンの折衝というのは、微妙で複雑な関係の中で行われます。直接…

  3. 不動産取引ガイド

    逃れられない税金と責任。売れない不動産の行く末とは?

    ここのところ、地方の山林や原野、別荘地のご売却のご相談をいただくことが…

  4. 不動産取引ガイド

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 8 【事前準備~売買契約締結 編 6/9】

    前回に引き続き「STEP 4 『商談開始(=買付申込)から売買契約締結…

  5. 不動産取引ガイド

    やっぱり怪しい?「仮登記」のホントのところ

    あまり耳慣れない言葉ですが、不動産の登記には「仮登記」という方法があり…

  6. 不動産取引ガイド

    住宅ローンの繰り上げ返済 利息軽減のポイント!

    ローン返済中の方、今からローンを借りる方も「借金をできる限り早く完…

  1. 不動産取引ガイド

    住宅購入に遠慮は禁物?
  2. 不動産取引ガイド

    固定資産税とはどんな税金?軽減措置があるのを知っていますか?
  3. お金・ローン・税金

    税金をクレジットカードで納付する方法と注意点!
  4. 不動産取引ガイド

    地震保険の割引制度
  5. 不動産取引ガイド

    長期振動地震とは
PAGE TOP