お金・ローン・税金

家は安全でなければならない各種制度をフル活用し経年変化の良さを活かした家に

品川区の耐震助成金をフル活用診断・設計・施工で176万円の補助に
以前京都にお住いだったことのあるYさん。京町家の雰囲気が好きで、家を買うなら古い家をリフォームして住みたいとお考えでした。Yさんが見つけた物件は最寄り駅から徒歩10分以内の好立地。外観の雰囲気を気に入って決断されたそうです。
ところがYさんが選んだ物件は昭和41年築。建築士による建物調査の結果、耐震性に関する問題が指摘されました。そこでYさんが利用したのが、品川区の耐震助成制度。結果的に耐震診断・設計・施工で176万円の助成を受けることができました。また、国土交通省が実施している省エネ住宅ポイント制度も活用しました。もちろん耐震基準適合証明書取得で住宅ローン減税もバッチリです。

2015-09-25_1533112015-09-25_1531542015-09-25_153138

Yさんが重視したのは耐震など家屋の基本性能です。水廻りを2階から1階へ大規模な間取り変更を実施。あわせて耐震改修も行いました。キッチンやお風呂などの住宅設備は最新のものに一新しました。建築士と綿密に打ち合わせを行いリフォーム工事を進めました。
物件の雰囲気を気に入って購入されたので、リフォームですべてを変更してしまうのではなく、活かせるものはそのまま活用する、という方針で、既存のものと新規のものの調和を取るのに苦労されたようです。

2015-09-25_1532422015-09-25_1532192015-09-25_153230
最終的に、経年変化がもらたす木造住宅の良さを活かしつつも、性能や設備はリニューアル。それらがうまく調和した、快適な住空間が完成しました。

航空写真を使って土地の利用履歴を見る前のページ

まだ間に合います!!次のページ

ピックアップ記事

  1. 土地価格の相場を知る方法
  2. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. お金・ローン・税金

    フラット35がお勧めな理由

    8月は21年以上の金利が0.90%と史上最低金利をまた更新しました。…

  2. お金・ローン・税金

    2021年8月 フラット35金利のご案内

    2021年8月のフラット35金利は、20年以下が0.95%、21年以上…

  3. リノベーション

    壁補強1カ所と劣化改修だけで 耐震基準をクリア

    中古木造住宅の購入には、建築士による建物インスペクションが欠かせま…

  4. お金・ローン・税金

    【火災保険の家財はいくらで設定したら良い?】

    最近火災保険のお話をしておりますが、そもそも火災保険とは建物以外は使え…

  5. お金

    『目黒区の1億超の物件を仲介』

    物件引渡しまで、何も手を施さないと399万円の減税が受けれない?…

  6. お金・ローン・税金

    購入前に「収益性(賃料)」をチェック!?

    購入検討段階に入った物件は、持ち家を賃貸に出した時の賃料がいくらになる…

  1. 不動産取引ガイド

    人口減少時代の住宅購入 20年後に買ってくれる人がいるか?という視点
  2. 不動産取引ガイド

    長期優良住宅とは!?
  3. 不動産取引ガイド

    不動産エージェントを味方につけよう!
  4. お金・ローン・税金

    住宅ローン控除(減税) 最大の勘違い
  5. 不動産取引ガイド

    担保評価が低くなる土地
PAGE TOP